ウン・ベシート

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「パエジャ(パエリア)というのは、スペインでは日曜日にお父さんが作ってくれる料理なんです。冷蔵庫の中の好きな食材をかき集めて(笑)作る。いわゆる家庭料理ですね」と微笑むのは、この店のオーナーシェフ・輿石(こしいし)久恵氏。いわゆる家庭料理のせいか、本国スペインのレストランでも、ほとんどお目にかかれないというパエジャが、この店では10種類も味わえる。日本でも、これだけのパエジャを作れるスパニッシュ・レストランは、あまりないそうだ。

パエジャには、その家ごとの味がある。基本的なレシピはあっても、使う食材や味付けは千差万別。家の数だけパエジャの種類があるといっても過言ではない。ウン・ベシートにも、この店ならではの独特な味わいが自慢のパエジャがずらりと揃い、賑やかにテーブルを彩る。

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「アサリだらけのパエジャ」(一人前1,300円。注文は2人前から)は、パエジャ鍋にたっぷりのアサリが食欲をそそる。アサリのスープがしみこんだご飯は、洋食は苦手という年配のお客様も楽しめる日本人好みのテイスト。墨一色?のパエジャ鍋に、グリンピースとパプリカがアクセントの「イカスミの真っ黒パエジャ」(一人前1,300円。注文は2人前から)。見た目は苦そうな感じだが、柔らかなイカの食感とほんのりとした甘みが、個性的な風味をかもし出す。ほかにもいろいろな食材を使い、ふっくら炊き上がったパエジャは味・ボリューム共に満足と評判で、近隣の家族連れのみならず、地元企業で働くビジネスマンやOLにも親しまれている。

人気のパエジャはもちろん、ジャガイモとたまねぎをふんだんに使い、ふんわりと柔らかに焼き上げた「ジャガイモたくさんのオムレツ」(円周1cm¥60。5cm以上から)といった前菜をはじめ、パスタ、ドリア、リゾット、一品料理(肉・魚料理)、デザートなど、種類豊富なメニューはすべて手作り。

「常に味を見ながら、丁寧に料理を作ることを大切にしています」と話す輿石シェフが、この地にお店をオープンしたのは1998年のこと。それ以前は、店舗を作る仕事をしていたという彼女がシェフになったきっかけは、町田で同じくスペイン料理店(ラ・セパ)を営むご主人との出会いにあるのだそう。

「私は、主人の働くレストランの常連客だったんですよ。それがある時、偶然仕事で会うことになって……あれ、良く行くお店のシェフだってね(笑)。それが縁で意気投合。もともと料理には興味があったのですが、より熱心に取り組むようになったんです」

オープンして最初の1年は、ご主人と二人三脚。それ以降は、ご主人は町田、輿石シェフは永山の店にそれぞれ専念。とはいえ、パテシェの経験もあるご主人が、「タルタ・デ・サンティアゴ(小麦粉を使わず、アーモンドの粉で焼き上げた、ガリシア地方のアーモンドのタルト)」500円、「クレマ・カタラナ(カタルニア風カスタードクリーム。※要予約)」500円、「トシーノ・デ・シエロ(ミルクを使わず、卵黄だけで作ったプリン)」500円といったスペインならではのデザートを提供するなど、お互い協力は欠かさない。

ウン・ベシート
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「食材はすべてスペイン産ではないですけど、チョリソーや生ハムは美味しさが違うので、向こうのものを厳選して使っています。スペイン料理の魅力は、気負うことなく気軽に食事が楽しめるところだと思うんですね。だから熱いものは熱い間に、冷たいものは冷たい間に、とにかくできたてを味わっていただければ嬉しいですね(輿石シェフ)」

○ランチタイム・メニュー
平日メニュー(全品にサラダ付き)

「パエジャランチ」一人前1,200円(2人前より)
「パスタランチ」900円
「アロス(ごはん)ランチ」950円
「おかずランチ(パン付き)」1,000円

お得なセットメニューとして、

好きな飲物(コーヒー、紅茶、オレンジジュース、
ウーロン茶、ハーブティ)に

(1)本日の前菜2品
(2)季節野菜のポタージュ
(3)自家製デザート2品

上記より2種類で、プラス¥500
上記より3種類で、プラス¥700

○ディナーは、1人前の予算3,000円~

ウン・ベシート
所在地:東京都多摩市永山1-1-7 
電話番号:042-355-8055
営業時間:
ランチ/11:30~15:00(14:00L.O.)
ディナー/17:00~22:30(21:30L.O.)
※日・連休最終日 17:00~22:00(21:00L.O.)
定休日:毎週水曜日(15名様以上の場合、応相談)





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