マリオ

マリオ
マリオ

ライフタウンの大通りから裏手の住宅街へ。看板を頼りに入った先、広場を囲むようにあるレトロな商店街「滝の沢商店会」の一角にある「マリオ」は、まさに隠れ家レストランという言葉が似合う雰囲気だ。失礼ながら、町場のオシャレなレストランと比べたら、立地も外見も大きなハンディを背負っているこの店が、なぜ評判を集める店となっているのか。今回はその理由を探ってみよう。

マリオ
マリオ

思い切って扉を開けると、その先は意外と広く、テーブルも6つほどある。大人数で訪れても十分に対応できそうだ。店主の都竹(つづく)氏は店名の通り「マリオ」のような口ひげがチャーミングで、笑顔にその人柄の優しさがにじむ素敵な人だった。

若々しくはあるが、実は60歳を超えたという都竹氏。彼が料理に目覚めたのは、アメリカ渡来のピザが一大ブームとなった40年ほど前のことだったという。いつかはイタリアンの店を持ちたいと、横浜・元町のレストランで下働きをしながら腕を磨いた。その後、初めて店を持ったのは藤沢からもほど近い鵠沼海岸の地。「ビアンカ」というレストランはピザをはじめ洋食の数々を揃えており、美味しくオシャレな店として老若男女を問わず、多くの人達に支持を集めていた。

都竹氏はその場所が立ち退きとなった時、新たな店を「身の丈に合った大きさに」と現在の地に決めた。野菜には出身地である岐阜・高山から姉が生産する無農薬野菜を交えつつ、美味しさとともに安全性を追求している。過剰な飾り気は無いが、清潔でシックな店内は居心地も抜群だ。「お客さんが心地よく、美味しい料理を堪能できる場所にしたい」。そんな店主の思いが結実した店となっている。

1 2 




PAGE
TOP