園児一人ひとりの成長を見守ることで、 保護者や地域からも信頼される園を目指したい/名古屋市立汁谷保育園 園長 近藤順子さん

名古屋市立汁谷保育園
園長 近藤順子さん

園児一人ひとりの成長を見守ることで、
保護者や地域からも信頼される園を目指したい

名古屋市の基幹バス出来町線が通る県道215号線から一歩入ったところにある公立認可保育園の「名古屋市立汁谷保育園」。アクセスがいい場所にありながらも、園の近くには「千代田橋緑地」や「茶屋ヶ坂公園」など緑も多く、自然に恵まれた環境の中、子ども達がのびのびと遊んでいる。「一人ひとりの子どもを大切にし、保護者や地域からも信頼される園を目指す」という理念のもと、日々の保育を通して、この地域の子育て環境を見守る「名古屋市立汁谷保育園」の園長、近藤順子先生にお話しを伺った。

「名古屋市立汁谷保育園」の沿革・概要、また園の保育方針などを教えていただけますでしょうか。

名古屋市立汁谷保育園
名古屋市立汁谷保育園

設立は1964年(昭和39年)4月です。始めは、上野寮保育園から名古屋市上野保育園として認可を受け公立認可保育園としてのスタートを切りました。名称が「名古屋市立汁谷保育園」に変わったのは、1987(昭和62)年です。

汁谷保育園2
汁谷保育園2

その後、乳児保育や長時間保育も開始し、現在は、地域の待機児童解消のため、定員超過入所も行っています。0・1歳のクラスから5歳児までのクラスがあり、約100名の園児が通っています。今は、働くママが増え、当園にお子様を園に預けられる方も、仕事と子育てを両立して頑張っていらっしゃる方がほとんどです。そんなご家庭のニーズに合わせ、午前7時半からの早朝保育や午後7時半までのまでの延長保育も行っています。

園の保育方針や、保育士の方が子どもたちに接するうえで心掛けていらっしゃることは何でしょうか。

汁谷保育園3
汁谷保育園3

保育理念としては、「一人ひとりの子どもを大切にし、保護者や地域からも信頼される園を目指す」ということ掲げています。例えば、当園では2歳児までのクラスでは“保育担当制”を行っています。1クラスに4名ほど保育士がいるのですが、クラス全体を複数人で見るのではなく、「1名の保育士が見るのはその子とその子」というように、決められた保育士が決められた子のお世話をするようにしています。家庭でのお母さんがそうであるように、いつも世話をしてくれる大人が決まっていると、子どもの情緒は比較的安定しやすく、園にもスムーズに馴染んでいくことができます。

汁谷保育園4
汁谷保育園4

“保育担当制”を導入すると、子どもと保育士の関係がより密になり、そうすると保育士と保護者の間にも信頼関係が生まれます。朝の受け入れや帰りの送り出しも、可能な範囲で、担当保育士が行います。小さなお子様を預けていらっしゃる親御さんは、「子どもが嫌がらずに園に通ってくれるだろうか」など、不安なことも多いと思いますが、信頼関係を築いた保育士がいれば、安心されるのではないでしょうか。

どの辺りから通園されるお子様が多いのでしょうか。また、通われているお子様・親御様はどのような方が多いでしょうか。

汁谷保育園5
汁谷保育園5

一番多いのは富士見台小学校学区の方です。その他、宮根小学校学区、県道215号線を挟んだ千代田橋小学校学区の方もいらっしゃいます。当園にお子様を預けられるご家庭の特徴でもありますが、両親共働きで、朝、お父さんかお母さんどちらかがお子様を預けて働きに行き、夕方遅くに迎えに来られるというパターンがほとんどです。園からは、基幹バス「汁谷」バス停や地下鉄へのアクセスもいいので、「立地が良くて、送り迎えが楽です」とおっしゃられる方が多いですね。

汁谷保育園6
汁谷保育園6

忙しく働いていらっしゃっても、みなさん教育に対してしっかりした考えを持っておられ、お家に帰ると、保育園であったことなど、話をゆっくりお子様の話を聞き向き合ってくださっているようです。仕事と子育ての両立で不安を抱えている方もいらっしゃると思います。そういった方にも安心してお子様を預けていただけるよう、私たちも支えていきたいなという思いです。

園の周辺は公園や自然にも恵まれていますが、お散歩はどのような場所に行かれるのでしょうか。

汁谷公園
汁谷公園

園のすぐ近くにある「汁谷第一公園」「富士見公園」にはよく行きます。4、5歳児になると、「茶屋ヶ坂公園」や「千代田橋緑地」まで歩いて行ったりもします。「茶屋ヶ坂公園」では、自然林の散歩道が整備されているので、“探検ごっこ”と称して林の中を探検したりします。

猪々道公園近くの緑道
猪々道公園近くの緑道

「アピタ 千代田橋店」の東側にある「猪々道公園」も子ども達に人気ですね。汁谷交差点から「猪々道公園」向かう道の東側には緑道があって、車も来ないので、小さい子が虫を拾ってみたり、草を触ってみたり自由に歩くにはぴったりなんです。

子ども達が楽しみにしている日課や行事などはありますでしょうか。

汁谷保育園7
汁谷保育園7

毎日、園庭で遊ぶのを楽しみにしている子が多いですね。街の中にある園舎ですが、よく探すと昆虫を探すことができるんです。春に、三色菫が園庭に生え、そこにツマグロヒョウモンという蝶の幼虫がいたんです。みんなで採取して孵化させました。昆虫好きな子が多く、テントウ虫やダンゴ虫など、園庭などでつかまえたものを教室の飼育箱に入れてたくさん飼っています。

汁谷保育園9
汁谷保育園9

今年の夏祭りのテーマも「ムシ」になりました。親御さんや卒園した子も呼んで開催される夏の一大イベントになるのですが、年長さんがムシの迷路を作ったり、ムシをテーマにした盆踊りなどをしたりします。祭りでは太鼓打ちなども披露するので、いま子ども達は一生懸命練習に取り組んでいますよ。

そのほか、地域の方々との交流など、どのようなことをされていますでしょうか。

汁谷保育園10
汁谷保育園10

年に2回、地域のお年寄りの方々を園に招待しています。夏には七夕会を楽しみ、お年寄りの方にも飾り付けに参加していただいています。冬には汁谷広場と題したお年寄りと子どもが一緒に遊ぶ場を設けています。園児の出し物をお年寄りの方に見てもらったりするのですが、自分たちのやることを見てもらえると、子ども達も嬉しいようです。

汁谷保育園11
汁谷保育園11

普段は、ご両親や保育士など身近な人との関わりばかりになりがちですが、知らない方たちと触れ合う機会を作り、自分たちがやっている事を認めてもらえると、子ども達の成長にも繋がると感じています。今後も積極的に取り組んでいきたいですね。

金曜日に園庭解放もされているようですね。どのような親子が遊びに来ていらっしゃいますか。

名古屋市汁谷保育園 園長 近藤順子さん インタビュー
名古屋市汁谷保育園 園長 近藤順子さん インタビュー

毎週というわけではないのですが、金曜日の午前10時~11時の間、園庭を開放し、未就園児の親子に遊びに来ていただいています。育休中のお母様がお子様を入園させる前に、「保育園ってどんなところだろう」と見学がてら来られることもありますし、自宅保育されているお母様がほかのお子様と遊ばせるためにいらっしゃることもあります。

汁谷保育園13
汁谷保育園13

夏は水遊びなど、季節によって様々な遊びを計画しているので、是非足を運んでもらいたいと考えています。

茶屋ヶ坂という場所で保育園を運営する中で感じられている、このエリアの子育て環境についてお伺いできますでしょうか。

平和公園
平和公園

地域の方が庭で咲いたお花をくださったり、散歩に出ても声を掛けてくださったり、住民の方は子どもに温かい方がばかりです。周辺には「茶屋ヶ坂公園」や「平和公園」「千代田橋緑地」があるなど自然も豊富で、パパ、ママと一緒に公園でのんびりできる環境も整っているのではないでしょうか。

アピタ 千代田橋店
アピタ 千代田橋店

栄や名駅にも出られる基幹バスや地下鉄「茶屋ヶ坂」駅にも近く、都心へのアクセスも整っているので、働きながら子育てをされる方、将来お子様が公共交通機関を使って学校へ通われることを考えても便利です。食料品を始め、日常的に必要な物は何でも揃っている「アピタ 千代田橋店」も目の前にあるので、子供がいらっしゃるご家庭の方が住む地域としてはぴったりだと思います。

 

名古屋市汁谷保育園 園長 近藤順子さん インタビュー
名古屋市汁谷保育園 園長 近藤順子さん インタビュー

今回、話を聞いた人

名古屋市立汁谷保育園

園長 近藤順子先生

所在地:愛知県名古屋市千種区汁谷町39
電話番号:052-711-2460

※記事内容は2015(平成27)年7月時点の情報です。

園児一人ひとりの成長を見守ることで、 保護者や地域からも信頼される園を目指したい/名古屋市立汁谷保育園 園長 近藤順子さん
所在地:愛知県名古屋市千種区汁谷町39 
電話番号:052-711-2460
開所時間:7:30~19:30
休園日:日曜日、祝日、年末年始(12/29~1/3)