若いうちが吉! 20代で家を買うメリットとは?

最近では、20代でマンションを買ったという人も珍しくなくなりました。若いうちに住まいを購入するメリットとは、いったいどんなものがあるのでしょうか。20代の住まいの購入とその背景について紹介します。

20代と相性のよい都心のコンパクト物件とは?

2000年代にかけて、新築マンションの大量供給が続きました。そのなかで1つのトレンドとなったのが、比較的若い世代のマンション購入です。30~60平米ほどの、1人もしくは2人で暮らすのにほどよい広さで、都心部でありながら駅徒歩圏内のコンパクトマンションが多く登場し、シングルやディンクス(夫婦共働き)世帯から支持を集めています。

比較的若い世代のマンション購入者が増えたメリットはいくつかありますが、最大のメリットは、月額返済額が抑えられることがあるでしょう。コンパクトマンションはファミリータイプほど広くないため、販売価格も手ごろなことに加え、35年と長期に渡って住宅ローンが組め、頭金なしでも毎月返済額が家賃並みに設定できるケースもあるようです。駅から近く資産性を維持しやすいこともメリットに挙げられます。

また、賃貸マンションと比較して住宅性能が高いこと、相続時精算課税制度をはじめ、親や祖父母からの住宅購入資金の援助がうけやすということも背景にあります。今は親の世代も、どうせ買うなら早いうちに、とあと押ししてくれるケースも多いようです。

購入時が若いと完済時期もぐっと早くなる

20代でのマンション購入すると、定年(60歳)前に住宅ローンを完済しやすくなることも魅力でしょう。早く購入すれば、その分、早く住宅ローンを完済できます。20代シングルやディンクスなど、若いうちにがんばって返済してしまえば、その後がぐっと楽になります。また、物件選びや住宅ローン審査などを経験することで、社会的な信用を得られるだけでなく、自分自身の自信にもなることでしょう。

その一方で、リスクともいえるのが、結婚や子どもの誕生などでライフステージや価値観が変わった場合に、対応しにくくなってしまうことがあげられます。そのため、物件を選ぶ際は将来的に売りやすいか、貸しやすいかといった視点でチェックすることが非常に大切です。

       







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