通勤不要になったら住んでみたい街はどこ?

マンション購入意向者に聞く、住んでみたい街の調査結果がまとまりました。「会社通勤不要になったら住んでみたい街」というランキングもあり、面白い結果が出ていますのでご紹介いたしましょう。

住んでみたい街トップは「恵比寿」、2位は「品川」

先日発表された「メジャーセブンのマンショントレンド調査Vol.28」によると、住んでみたい街・首都圏のランキングは、「恵比寿」が640ポイントを獲得し、4年連続のトップとなりました。2位には昨年6位からランクアップした「品川」、3位は昨年2位の「自由が丘」と続いています。そのほかでは、再開発の進む「四ツ谷」が20位→11位と大きく順位を上げ、「代々木上原」が14位→12位、「麻布十番」が17位→13位とそれぞれランクアップ、「渋谷」「みなとみらい」が昨年の圏外から今年はランクインを果たしています。

その街を1位に選択した理由については「恵比寿」「自由が丘」は交通の便、おしゃれさが上位に挙げられました。「品川」は交通の便と今後の発展に期待できるが挙がっています。

また、「目黒」は交通の便、「吉祥寺」は施設の充実、利便性、自然環境、公園の多さ、「二子玉川」は利便性、おしゃれさ、街並みのきれいさ、などの理由が見られました。

この調査は新築マンションポータルサイト「MAJOR7」(メジャーセブン=住友不動産・大京・東急不動産・東京建物・野村不動産・三井不動産レジデンシャル・三菱地所レジデンスの7社~五十音順)の、新築マンション検討者向けインターネット会員(2018年8月時点 約71万人)を対象に実施したアンケートの結果をまとめたものです。

■「住んでみたい街」ランキング
※数値は獲得pt(ポイント)、( )内は前回順位
1位 恵比寿640pt (1位)
2位 品川435pt (6位)
3位 自由が丘416pt (2位)
4位 目黒390pt (5位)
5位 吉祥寺386pt (4位)
6位 二子玉川323pt (3位)
7位 横浜290pt (8位)
8位 中目黒251pt (7位)
9位 広尾244pt (10位)
10位 表参道243pt (9位)

通勤不要になったら住んでみたい街は「鎌倉」「横浜」「逗子」

この調査では一都三県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)で勤務している人に、もしも会社に通勤する必要がなくなった場合(例:勤務先で全面テレワークやリモートワークが可能となる場合など)、住んでみたい場所が変わるかどうか、というアンケートも実施しています。

全体の約3/4(約76%)は今住んでみたいと思っている街から「変わらない」と回答する一方、「変わる」との回答は約24%で、その内訳は「一都三県」が17%(「変わる」と回答した方の71%)、「一都三県以外」が7%(「変わる」と回答した方の29%)となっています。

「変わる」と回答した方に具体的にどこに住んでみたいか尋ねたところ、一都三県では「鎌倉」「横浜」「逗子」といった神奈川県の名所が、一都三県以外では「長野県」「沖縄県」「北海道」といった観光地が多く挙げられる結果となっています。場所ごとに理由をみると、「鎌倉」「横浜」「逗子」といった神奈川県の名所では、海に近い、魅力的な文化や文化施設、歴史があるから、などが上位に挙がっています。

リモートワークやテレワークを導入する企業も増加していますので、鎌倉・逗子といった湘南エリアは「住んでみたい街」として、さらに人気が上昇するかもしれません。

※調査資料「メジャーセブンのマンショントレンド調査vol.28」

https://www.major7.net/pdf/trendlabo/research/028.pdf

       







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