住宅ローン選びで後悔している人は約40%

住宅ローン選びで後悔している人が約40%もいる・・・。そんな気になる調査結果が発表されています。何に、どんな後悔をしている人が多いのでしょうか? 詳しく見ていきましょう。

金融機関選び、金利タイプ選びの後悔が上位に

この調査はオンライン住宅ローンサービス「モゲチェック」を運営する MFSが行った「住宅ローン選びの後悔」に関するアンケート。「住宅ローン選びで後悔していることはありますか?」の問い対してに40.8%が「ある」と回答しています。
具体的な後悔ポイントについては下記の項目が並んでいます。
「もっと金利の低い金融機関を選べば良かった」…31.7%
「違う金利タイプを選べば良かったら」・・・20.3%
「不動産会社に言われるがままに選んでしまった」・・・14.9%
「団体信用生命保険についてもっと慎重に選べば良かった」・・・7.9%
「ボーナス払いを選ばなければ良かった」・・・7.4%
「済期期間をもっと延ばせば良かった」・・・4.0%
「返済期間をもっと短くすれば良かったです」・・・10.4%
ご覧のように、上位の2項目は金利選択に関する後悔が続いています。金利の低い金融機関を調べ、金利タイプの特徴をしっかりと理解して比較検討すれば、こうした後悔は減らすことができそうです。

不動産会社から紹介された住宅ローンへの後悔は約4割

また、この調査では不動産会社から紹介された金融機関を選んだ人に対して、後悔している人の割合も発表しています。
それによると
「後悔している」・・・41.3%
「特に後悔していない」・・・58.7%
となっています。
一般的に住宅ローンを選ぶ場合には、「住宅を販売する不動産会社の提携金融機関の中から選択する」か、「自分自身で金融機関を探して選択する」の2択になります。提携金融機関と契約する場合はローン選択の手間がかからない、申し込みの手続きが簡単になるなどのメリットがあります。一方、自分で探す場合は、金利タイプや返済期間など幅広い条件の中から選択できるというメリットがあります。
調査の結果からみると、提携金融機関を選択した場合でも後悔した割合は約40%となり、全体での調査結果ともほぼ同じ傾向にあることがわかります。

知識を学び、真剣に向き合うことで後悔は減りそう

調査ではさらに「不動産会社紹介先の金融機関を選んだ理由」を尋ねていますが、上位には「自分の住宅ローン知識に自信がなかった」、「住宅ローン手続きが面倒だった」、「不動産会社の紹介先を選ぶのが当然だと思った」「紹介先金融機関の金利が低かった」といった項目が並んでいます。
その内訳をみると、住宅ローン知識に自信が無かった、住宅ローン手続きが面倒だったと答えた人に「後悔した」割合が高くなる傾向がみられています。ローンに関する情報を入手し、知識を学び、面倒がらずに検討を重ねるというスタンスが大切になりそうです。住宅ローンに限らず、どんな選択にも同じことが言えますが、課題に対して真摯に向き合うことが幸せをつかむ一番の近道なのかもしれません。
スクリーンショット 2019-12-25 13.55.35
リリース
https://www.mortgagefss.jp/pressrelease/889/

       







PAGE
TOP