現地の周辺環境、ココを確認しよう!

新築マンションでは、モデルルーム見学も大切ですが、マンションの建設予定地の周辺環境をチェックすることも同じくらい大切です。ここでは、周辺環境を知る上で欠かせないポイントを解説します。

現地でしか分からないことがたくさんある!

モデルルームでは、主に建物の仕様や住戸内の雰囲気が分かりますが、現地にいかないと分からないこともたくさんあります。日当たりや周囲の建物の状況、治安や交通量などはその良い例です。こうした環境の条件は、住み心地を大きく左右するので、入居前に念入りにチェックする必要があります。

現地見学で欠かせないのが、「毎日を過ごす」という視点です。まずは通勤を想定して、駅から現地まで歩き、道路の整備状況をチェックしましょう。基本的に不動産の表示ルールでは、距離は80m/1分で計算されていますが、実際には信号待ちや坂などがあるため、想像以上にかかることも。携帯電話などのストップウォッチ機能で時間を測ってみてもよいでしょう。あわせて、街灯の多さや歩道の有無、人通り、自動車や自転車の交通量、道路の段差といったバリアフリーの状況もチェックしておくとよいでしょう。

現地周辺では、日当たりや治安状況を確認

敷地周辺に着いたら、まずはぐるっと一周してみましょう。そして地図を広げて方位を確認。住戸の向きがどちらになるのか、日当たりの状況はもちろん、エントランスと道路の状況などをチェックしましょう。また、建物の周囲にどのような施設があるのかも見逃せないポイントです。コンビニエンスストアや24時間営業のスーパーは、周囲にあると便利ですが、深夜になっても人の出入りがあり、落ち着かないということも考えられます。一方、閑静な住宅街でも、住宅の塀や公園の緑が死角となり、空き巣などに狙われやすい立地もあります。現地を歩いた際には、町内会の掲示板の「空き巣注意!」「車上荒らし多発」といった情報を見逃さないようにしましょう。周辺でどのような犯罪が起きているのかを知る手掛かりになります。こうした現地見学は、できれば昼と夜の2回、より詳しく知りたいのであれば通勤時間となる朝と昼、夜と複数回見学し、周辺の雰囲気をつかんでおくとよいでしょう。

       







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