中古物件の見学前に大切な「質問」とは?

中古マンションでも中古一戸建てでも、広告の情報が断片的だったり、物件を見ても建物の状態の良し悪しが判断できないことがあります。こうした情報不足に陥らないよう、不動産会社への効果的な質問方法を紹介します。

中古物件探しは、「質問」が重要!

雑誌の見開き広告や専用のWebサイトが用意される新築とは異なり、中古物件の広告は必要最低限の情報しか掲載されていないことが少なくありません。物件見学でも、新築のように専任の担当者がいないため、細かい部分まで判断することが難しいケースが多いです。ですから、大切なのは不動産会社から情報を引き出すこと。特に物件見学前に以下のような質問をしておくことで、見学のムダな手間や時間をかけずにすみます。

質問1:デメリットを聞く
広告に掲載されている情報には、セールスポイントが中心に掲載されていますので、物件の全体像を把握するために、デメリットを聞いてみましょう。「こんなデメリットがありますが、これはこうすれば、住みやすいです」といった、より具体的な情報を手に入れられます。

比較・判断材料となる情報を集める

質問2:類似した物件があるか聞く
情報の量に関わらず、家探しは比較検討することが重要です。類似した物件を紹介してもらい、あわせて見学することで、目当ての物件の相場観や稀少性を把握できます。

質問3:専門的な内容も質問する
設備の状態や建物構造、リフォームの範囲、過去の修繕履歴など、専門的な知識がないと判断できないものは、見学前に質問しておきましょう。即答してもらえれば不安も解消できますし、現地へ行く前に確認しておくことで物件を深く知ることができます。

確かに中古物件は、情報が限定されているように見えますが、不動産会社の担当者に向けて積極的に質問をすれば、情報を得ることはできます。不動産会社へは何度でも訪問できますので、気軽な気持ちで質問してみましょう。

       







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