3月までに入居するためのダンドリマニュアル

春は出会いと別れの季節、そして4月からの新年度や新学期をマイホームで迎えるために、不動産の取引が活発になるシーズンでもあります。3月までの短い時間の中でスムーズに購入計画を進めるためのポイントをご紹介しましょう。

短期間で購入&入居を進めるための流れを把握しておこう

住宅を購入して実際に生活を始めるまでのプロセスと、その際に必要になる書類や費用は以下のようなものです。入居までの流れと必要な書類や費用を事前に把握して、効率的にスケジュールを組み立てることがポイントになります。

・購入の申し込み……申し込み証拠金(10万円前後)、収入証明(源泉徴収票など)
・売買契約……実印&印鑑証明、手付金(頭金として物件価格の5%~10%)
・住宅ローンの申し込み、契約……実印&印鑑証明、印紙代
・残金決済、引渡し……住民票移転、印鑑証明、登記
・引越し、登記……引越し会社の手配、登記手続き、転校や入学手続き

購入の申し込みと売買契約は不動産会社、住宅ローン契約は銀行などの金融機関、引越しは引越し会社、登記や住民票の手続きは役所と、関わる相手も様々です。不動産会社とのやり取りや、役所での書類申請などはできるだけ同じ日にまとめることで効率的に進めたいものです。

諸費用と必要書類をあらかじめ用意しておこう

必要になる書類はローン契約を結ぶための収入を証明する書類(源泉徴収票など)、契約を結ぶための印鑑証明などが、必ず必要になるのであらかじめ手配しておきましょう。

費用としては、頭金以外にも諸費用として物件価格の3%~5%程度が必要と言われます。100万円単位のお金が必要になりますので、短期間でスムーズに進めるためには定期預金の解約なども事前に済ませておく必要がありそうです。

引越しは年間でも一番のピークシーズンなので、週末などは予約が取れないことも考えられます。有給休暇を活用して平日に手続きや引越しを固めてしまうのもいいでしょう。

もちろんこの前段階に物件探しという大切な作業があります。短期間で入居までを実行するためには「完成済み」の物件を購入することが前提になるでしょう。実際の住戸をチェックできるというメリットを最大限に活用して、後悔しないような選択してください。

       







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