大宮総合食品地方卸売市場

敷地面積約9万平方メートルを誇る「大宮総合食品地方卸売市場(大宮市場)」は、関東最大級の規模だ。1970(昭和45)年に「大宮中央青果市場」、その2年後には「埼玉県魚市場」が開場した。「大宮市場」では青果、鮮魚、精肉だけでなく、加工品や日用品まで幅広い商品を手に入れることができる。

基本的にはプロ御用達の場所だが、毎週土曜日は一般の買い物客も利用できるため、この日の市場はいつも以上に賑わいを見せる。毎月第3土曜日は“お客様感謝デー”になっており、合算2,000円分のお買上レシートで、食料品と交換してくれる。内容は月ごとで異なるため、訪問前にWebサイトを確認しておきたい。

不定期ではあるものの、市場内の見学ツアーが開催されることもある。また、会話をしながら商品を選べるというのも市場の魅力だろう。旬の食材、おすすめの調理法、鮮度を維持する保存方法など、プロとのコミュニケーションで得られることも多い。市場内にはメディアでよく取り上げられる食堂もあり、“グルメ”という観点からも楽しむことができる。

大宮総合食品地方卸売市場
所在地:埼玉県さいたま市北区吉野町2-226-1
一般開放日:土曜日(8:30~)
https://saitamauoiti.co.jp/companyinform..