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夜間開館で中高生も楽しめる児童館

西東京市立田無柳沢児童センター

「田無柳沢児童センター」は西東京市が運営する11の児童館のひとつで、40年近くにわたって「地域の遊び場」として親しまれてきた。児童館と学童クラブが併設されており、現在は併せて約100人ほどの子どもたちが利用している。利用対象者は乳幼児から高校生年代まで。館内には体育室、図書室、自習室にもなるオープンスペース、広々とした運動場などがあり、平日は常時4名の職員が見守っているので、特に共働き世帯にとっては放課後に子どもを預かってくれる心強い味方となっている。

住宅街の中にある田無柳沢児童センター
住宅街の中にある田無柳沢児童センター

おもちゃやベビーベッドを備えた幼児ルームもあり、ママさん同士が友達の輪を広げ、子育ての悩みを相談できるコミュニティの場としても機能。隔週火曜日の午前中には「ようじのつどい」、月2回ほど木曜日には「ちゃお」など、親子で体操や手遊びを行うレクリエーションも充実している。

いろんなおもちゃが備えてある幼児ルーム
いろんなおもちゃが備えてある幼児ルーム

小学生の子どもたちには自主性を重んじており、その思いは図書室の柱に貼られた「リスペクト(友達や仲間のことを思いやる気持ち)」という言葉にも表れている。「子どもたちが自分で考えながら、みんなが楽しく遊べる場所にしていきたい」とセンター長はいう。

「チャレンジバトル」の盛り上がり
「チャレンジバトル」の盛り上がり

毎月1回行われる調理体験や卓球・ダンスなどの運動イベントのほか、年に一度のお楽しみイベントも子どもたちに大人気。取材に伺った際は、隣の地域の児童館との対抗戦による「チャレンジバトル」が開催されていた。ピンポン球キャッチ、ふーふーボウリングなど、体力増進指導員の職員が考えたオリジナル競技は、あまり運動が得意ではない子でも楽しく参加できるプログラムが中心。遊びをきっかけに、思う存分、体を動かす面白さを伝えている。

本棚いっぱいの本や漫画が揃っている図書室
本棚いっぱいの本や漫画が揃っている図書室

「都心のベッドタウンなので子どもの数が多く、街全体に子どもを見守る意識の高さを感じます。最近は新しいマンションも増えてきて、ますます子育て世代が暮らしやすい地域になってきていますね」とセンター長。子どもたちの遊び場としてもコミュニティ参加の場としても、本当に頼りになるスポットだ。

ボール遊びなどが楽しめる運動場
ボール遊びなどが楽しめる運動場

西東京市立田無柳沢児童センター
所在地:東京都西東京市向台町1-7-25 
電話番号:042-464-3844
開館時間:9:15~18:00(月曜日9:15~21:00、第2・4日曜日9:30~17:00)
休館日:第1・3・5日曜日、祝日、年末年始
https://www.city.nishitokyo.lg.jp/sisetu..




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