おむすびcafe&dining micro-café
新潟の農家から届くお米や山菜、新潟の特産品を中心に、こだわりのおむすびと体にやさしい料理や飲み物をゆったりと楽しめる店「おむすびcafe&dining micro-café」。広々とした店内は全50席。入り口付近には、新潟特産の「かんずり」や手染め手拭き、さらには郷愁を誘う藁靴などが販売用に陳列されており、どことなくギャラリーかアンテナショップのような雰囲気。ソファー席が多く、席のピッチもゆったりとした寛ぎの空間だ。晴れた日はテラス席も利用でき、ペットもOK。バス通り沿いにある店舗なので、深大寺や神代植物園の散策や、犬の散歩途中に立ち寄る人も少なくない。
メニューは、新潟で採れたコシヒカリを自家精米して炊き上げるおむすびをはじめ、新潟の食材や発酵調味料を使った定食、そして同店オリジナルのスイーツやドリンクなどが用意されている。「甘麹ドリンク」、新潟名物・笹団子をトッピングした「笹団子パフェ」、「新潟アイス最中」、「米ぬかマドレーヌ」、「米ぬかショコラケーキ」、「豆腐100%アイス」など、オリジナリティあふれるラインナップとなっている。中でも「笹団子パフェ」は、そのトッピングに驚かされるが、中には米ぬかスポンジ、ほうじ茶寒天、豆腐ほうじ茶アイス、米ぬかかりんとうなども入っていて、未体験の味わい。笹団子が不思議と調和して“和テイスト”を奏でているような逸品である。
同店の看板メニューであるおむすびは20種類以上とバリエーション豊富で、「米ぬか昆布」「しょう油の実」「赤魚のかんずり味噌焼き」「神楽南蛮味噌」など、コンビニではお目にかかれないような具も。定食メニューをオーダーすれば、+200円で定食のご飯をおむすび2個に変更することも可能だ。おむすびは単品なら150円~230円と具によって価格が異なるが、定食とセットにした場合はどれでも2個で+200円というサービスも嬉しい。また、定食はスープ付きで、「越後もち豚の豚汁」「豆乳ピリ辛スープ~かんずり仕立て~」「季節のスープ」3種類の中から選ぶことができる。
今回は新メニューの「村上鮭の天日干し焼き定食」に、「米ぬか昆布」「神楽南蛮味噌」のおにぎり、そしてスープだけテイクアウトする人も多いという“隠れた人気メニュー”である「豆乳ピリ辛スープ~かんずり仕立て~」をオーダーした。村上鮭は、昔ながらの製法で作られつつも塩分は控えめでヘルシー。定食の副菜として「栃尾の油揚げ」は定番だが、その他は旬の野菜や山菜を使ったお惣菜が並べられる。
また、米どころ・新潟と言ったら忘れてはならないのが日本酒。もちろん、同店には、新潟の地酒や地梅酒、地ビール、地ワインなど、ありとあらゆる新潟産のアルコール類も揃っている。昼と夜、さまざまなシチュエーションで楽しめる“カフェ&ダイニング”なのだ。
おむすびcafe&dining micro-café
所在地:東京都調布市深大寺東町2-10-5
電話番号:042-444-3039
営業時間:10:00~21:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
http://www.micro-cafe.com/