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パンづくりを通じてオシャレな街のライフスタイルを提案

TOLO PAN TOKYO

TOLO PAN TOKYO
TOLO PAN TOKYO

18歳からパンづくりに情熱を燃やす神戸出身のパン職人と、“オシャレなことで人を悦ばせたい”と願うカフェオーナーとの出会いにより誕生したパン屋さん「TOLO PAN TOKYO(トロパントーキョー)」。2009(平成21)年のオープンより「池尻大橋」駅より徒歩1分の場所にお店を構え、地元はもとより東京を代表するパンの名店として知る人も多く、遠方からもファンを呼び寄せるほどの求心力をもったお店だ。

パン職人の田中真司さん
パン職人の田中真司さん

「若い頃は理論の勉強と温度を計ること、それと1日に50回も同じ作業を繰り返す試行錯誤の連続でした」と語るのは、常識にとらわれないクリエイティブなパンづくりで知られる浅野正己氏のもとでその礎を築いたパン職人の田中真司さん。

約8畳のスペースで作り出される美味しいパンの数々 

クロワッサンづくりには欠かせないパイルームの無い製造環境で生み出した同店のクロワッサンは、確かな理論と経験に裏打ちされた田中さん独自の製法によるもので、「オリジナルレシピ以外でお金をもらうな」と徹底した指導による感性が発揮された同店のスペシャリテだ。

焼きたて、作り立てにこだわるパンづくり 

おすすめの商品は他にも「いつ来ても揚げたてが楽しめる♪」と人気のカレーパンやモチモチとした食感のベーグル、バゲットなど“最高の状態で提供したい”と売れ行きを見ながら少量ずつ一日中焼き続けているようで、仕事の効率よりも“美味しいことにしかこだわらない”パンづくりへの姿勢が、多くのファンを魅了し続けているようだ。

作業のしやすさを優先して取り入れた“つなぎ”の制服も、当初はいぶかしく思う近隣の住民も多かったようだが、元気なあいさつと礼儀正しい立ち居振る舞いを心がけてきた結果、今では子育てファミリーからシニア層まで幅広いファンに支持される地域の“顔”として親しまれているようで、2015年9月にオープンしたサンドイッチのお店「TOLO PAN HAUS」も大好評のようだ。

イートインスペースとしても利用できる「TOLO PAN HAUS」

約8畳のスペースで作り出される美味しいパンの数々

また“パンづくりの楽しさを感じてもらいたい”という思いから、昨今では社会科見学や中学校の職場体験も受け入れているようで、商売の二文字では語りきれない地域に根ざしたパン屋さんの真摯な取り組みにも注目したい。将来的には“海外展開”も視野に入れているようで、「18歳の頃に志したパンづくりへの想いを実現したい」と語る田中さんの活躍を今後も応援したい。

TOLO PAN TOKYO
所在地:東京都目黒区東山3-14-3 中里ビル 1F
電話番号:03-3794-7106
営業時間:7:00~20:00
定休日:火曜日
http://tolotokyo.com/tolopantokyo




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