京王線「調布」駅の南口に、フランス料理やイタリア料理をいただける「alapince（アラパンス）」がある。店主は、かつて北口の再開発地区でソウルミュージックバーを営んでいた中山さん。当時から料理が好評で、バーでは本格的な料理の提供には限界があると感じ、2009年に現在の場所に同店を開いた。

メニューはキッシュ、鮮魚のカルパッチョ、ピザ、パテ･ド･カンパーニュなど。中でもパスタがおいしいと評判だ。素材にこだわり、化学調味料や加工品、精製した塩や砂糖を極力使わずに仕上げている。当初は料理一品にワイン2～3杯を楽しむ洋風居酒屋を想定していたが、今ではヘルシーな南欧料理を楽しめる店として調布の街に定着。漫画『孤独のグルメ』原作者の久住昌之さんも、新聞で紹介している。

ソムリエでもあるオーナーはワインの目利きで、厳選したものばかり約300種類を常備しているという。ボトルとグラスだけでなく、500mlのデカンタを1,628円と手頃な価格で頼めるのもありがたい。

月水金は旧品川道沿いにキッチンカーも出していて、ニンジン、パプリカ、ズッキーニなどを蒸し煮にした「彩り野菜のエチュベ」など、店内とは違ったメニューも楽しめる。2021年夏には鎌倉に新店舗も開店した。

ナチュラルダイニング Alapince（アラパンス）
所在地：東京都調布市布田4-18-1 ハラビル2F
電話番号：042-444-5551
営業時間：11:00～14:30、17:00～21:30
定休日：日曜日、祝日
https://www.instagram.com/alapince/?hl=j..