日暮里・舎人ライナー「扇大橋」駅から徒歩5分ほど、住宅街の中にひっそりとあるユニークな飲食店「おやつ屋 彪櫻（たけさく）」。子どもや女性が安心して過ごせる場所を提供したいという思いで、2人の子どもを持つ女性オーナーが開業し、当初の駄菓子屋から少しずつ業態を変えつつかれこれ8年が経つ。学校の終業時間を過ぎると続々と子ども達が集まってきて、お財布から取り出したお小遣いでおやつを買っておしゃべりが始まる。何とも言えず心温まる光景だ。

お昼と夜は女性客向けのレストラン（男性のみのグループでは入店できない）、その間の空き時間を利用した子ども向けのおやつ屋とユニークな業態で、ハイブリットな定食屋とでも呼ぼうか。外側のスペースは学校帰りの子ども達向けに開放されており、宿題をやったり友達同士でおやつを食べながらおしゃべりを楽しんだしたりできる憩いの場になっている。友達同士の交流の場であると同時に安全性も確保することができている点は素晴らしく、NPO法人からのお墨付きも受けている。

お菓子など一部のメニューはテイクアウトもできるが、大人価格のみの扱いになる。持ち帰り用のプラケースからはみ出しそうなボリュームのクレープは大人価格でもたった300円。3人くらいで分け合って食べてもお腹がいっぱいになるサイズだ。

おやつ屋 彪櫻（たけさく）
所在地：東京都足立区扇2-22-9 
電話番号：03-3856-0077