La Piccola Tavola(ラ・ピッコラ・ターヴォラ)
京王井の頭線「永福町」駅から徒歩2分。イタリア語で「小さなテーブル」という意味の「ラ・ピッコラ・ターヴォラ 」は「ミシュランガイド」で、2014(平成26)年から3年連続でビブグルマンにも掲載されているイタリアンのお店。
「ラ・ピッコラ・ターヴォラ 」といえば、イタリアのピッツァ職人が薪窯で焼く本格的ナポリピッツァが人気で、ピッツァメニューは約40種類あり、おすすめは「ブファリーナ」。マルゲリータと同じベースで、水牛のモッツァレラチーズを使うのが特徴。水牛のモッツァレラチーズはミルキーで表面が凹凸があり、火を通し過ぎると旨味が逃げてしまうので、形が残る状態で焼きあげている。
ピッツァ以外の料理も豊富に用意されており、その特徴はナポリをベースにしたイタリアの郷土料理となっている。シェフはイスキア島にあるレストランで働いていた経験があり、それを活かした料理を提供している。「本日の前菜盛り合わせ」はその日の仕入れによって内容が変わり、これから食事を楽しもうというワクワクするような5品の盛り合わせ。ワインとの相性も抜群でついついグラスが進んでしまう。「オレキエッテ 北海道産白エビのジェノベーゼソース和え」はお餅のようなもちもちした食感と、ジェノベーゼのさわやかなコク、白エビの風味がよくマッチした一品。中がレアに焼かれた「Tボーンステーキ」はかなりの迫力。サーロインとヒレが一度に味わえるぜいたくなステーキだ。
オーナーは元々は酒屋ということもあり、イタリア産のワインを約100種類以上用意している。グラスは白と赤が4種類ずつ。イタリア語で「雪」という意味の日本酒「ネーヴェ」も用意している。また、素材には強くこだわり、味の要である塩は新潟の生産者から直接仕入れ、また野菜は長野県佐久のイタリア野菜作りなども行っている農家「ボヌムテッレ」の有機野菜を使用している。
日本には数多くのピッツェリアがあるが「ラ・ピッコラ・ターヴォラ 」は、1998(平成10)年に「真のナポリピッツァ協会」から本物のナポリピッツァが食べられる「真のナポリピッツァ認定店」として世界に認められた。これは世界で148番目、日本では2番目という快挙だ。この「真のナポリピッツァ協会」は、ナポリのピッツァ職人達が古くから伝わる伝統技術が後世へと受け継がれていくようにと設立。厳しい条件のもとで作られるピッツァこそが、伝統的なナポリピッツァとして認められている。この動きは全世界へと広がりを見せ、「真のナポリピッツァ認定店」のみがナポリの伝統的な道化師「プルチネッラ」がピッツァを焼いているデザインのマークとロゴの使用を許可されている。
「ラ・ピッコラ・ターヴォラ 」ではその評判を聞きつけ、全国からピッツァ好きな人達が足を運ぶ。同時に永福町という住宅地にあるために、近場のお客さんにも楽しんでもらえるようなお店づくりに励んでいる。小さなお子さんやベビーカーでも大丈夫だ。
「元々は日本にナポリピッツァを根付かせようという所から始まったので、一人でも多くの方にナポリピッツァの魅力を知って頂きたいですね。また永福町という住宅地にありますので地域に根差したお店を目指していきたいです。ピッツァを楽しんで頂きたいのはもちろんなんですが毎日食べるのもなんですから、今日はパスタにしようとか、そういう使い方をしていただくお店になれたらいいですね」とマネージャーの小室心平さんは語る。
本格的なナポリピッツァ、イタリアの郷土料理、100種類のワインと様々な魅力が詰まった「ラ・ピッコラ・ターヴォラ」。女子会や仲間との一杯、ビジネスなどいろんな場面で利用したいピッツェリアだ。
La Piccola Tavola(ラ・ピッコラ・ターヴォラ)
所在地:東京都杉並区永福4-2-4
電話番号:03-5930-0008
営業時間:11:30~14:30(L.O.14:00)、18:00~22:00(L.O.21:30)※土・日曜日、祝日のディナーは17:30~22:00(L.O.21:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は振替え )