暮らしに彩りを与えてくれる「駒沢オリンピック公園」
駒沢エリアは緑に親しめるスポットが多いことも魅力だ。なかでも「駒沢オリンピック公園」は世田谷区内最大級の面積を誇る。桜の名所としても有名で、春には多くの花見客が美しい風景を楽しみに訪れる。
1964(昭和39)年の東京オリンピックでは、現在の「駒沢オリンピック公園」が第2会場として使われることになった。これに伴い、陸上競技場や体育館などが整備され、サッカーやバレーボール、レスリングなどの競技が行われている。その後、「駒沢オリンピック公園」として一般に公開され、現在も陸上競技場や野球場、テニスコートなど多くのスポーツ施設が揃う。
「駒沢オリンピック公園」には園内を一周するジョギングコースが整備され、緑の中を走れると人気が高い。サイクリングコースも3コースあり、四輪自転車や二人乗り自転車などユニークな自転車の貸し出しが行われている。幼児用練習自転車も用意され、子どもの自転車の練習場所としても利用できる。夏には水遊びを楽しめるジャブジャブ池がオープンし、大勢の子どもが遊ぶ。ドッグランもあり、愛犬と訪れる人も多い。
休日に開かれるフリーマーケットなどイベントが多いことも特徴だ。各スポーツ施設はスポーツ関連の大会やイベントに利用されるほか、ドイツビールをドイツ料理とともに味わえる「オクトーバーフェスト」、全国のラーメンが集結する「東京ラーメンショー」といった食のイベントも開かれている。
折に触れて、子どもとの散策や愛犬の散歩で訪れ、多彩なイベントにも参加できる「駒沢オリンピック公園」。この公園が身近な駒沢エリアでは、休日の過ごし方は無限だ。