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物件周辺レポート

日吉エリアの生活環境を隅々までチェックしてきました!

1926(大正15)年に、東急東横線開通とともに生まれた「日吉」駅。イギリスの近代都市計画の祖であるエベネザー・ハワードの「田園都市構想」に渋沢栄一と東急の創始者・五島慶太が深く共感し、「日吉」駅西口の美しい半円を描く街並みが生まれました。今でも放射線状に広がる5本の通りは、それぞれの商店街として日吉に暮らす人々を支えています。

日吉商店街
日吉商店街

現在、東急東横線・東急目黒線・横浜市営地下鉄グリーンラインが通る「日吉」駅は、東急東横線では通勤特急と急行電車が停まり、渋谷や横浜へのアクセスも良好。東京メトロ副都心線と相互直通運転を行なっているので、新宿や池袋を通って東武東上線や西武有楽町線・池袋線にも1本でつながっています。東急目黒線は「日吉」駅が始発駅で、都営三田線や東京メトロ南北線とも直通運転をしており、「目黒」駅や「三田」駅はもちろん、「溜池山王」駅や「大手町」駅へも乗換せずに行くことができます。また2023(令和5)年3月までに相鉄線とも直通運転を開始する予定で、開通後は「日吉」駅と「新横浜」駅も繋がり、新幹線へのアクセスもぐっと楽になります。そんな日吉の街を実際に歩いて、その環境の良さや暮らしやすさをじっくり検証しました。

日吉の街は、まさに慶應大学とともに発展してきたといっても過言ではありません。 東急電鉄により「日吉」駅東側が「慶應義塾大学」に譲渡されると、1934(昭和9)年に「慶應義塾大学 日吉地区(現:日吉キャンパス)」がこの地に移転。戦後は米軍による接収を受けましたが、1949(昭和24)年には解除され、「慶應義塾大学」は新制大学として新たな歩みを始めます。

その後、「慶應義塾第一・第二高等学校」が統合された「慶應義塾高等学校」が大学キャンパス内に設立。1951(昭和26)年には、「日吉」駅西側に「慶應義塾普通部」も移転し、「慶應義塾の街」「学園都市」としての機能を充実させていきます。

同時に西口地区の住宅地としての開発も進み、神奈川県内でも人気の高級住宅地として発展を遂げました。商店街を抜けた日吉本町や日吉周辺は高台にあること、自然環境と共存していること、治安のよさなどから、住宅地として根強い人気を誇っています。

ますます便利になる!

バスやタクシーが行き交う「日吉」駅西口
バスやタクシーが行き交う「日吉」駅西口

銀杏並木を抜けた先

2020(令和2)年にできた「慶應義塾大学 日吉記念館」
2020(令和2)年にできた「慶應義塾大学 日吉記念館」

「慶應義塾大学」「慶應義塾大学 日吉キャンパス・慶應義塾高等学校」「慶應義塾普通部」「日本大学高等学校・中学校」など、私立の中・高・大学がずらりと揃ったアカデミックな街、日吉ですが、周辺の公立小学校・中学校の環境も充実しています。 商店街の中にある「日吉台小学校」は、「街探検」など地域の人々との交流や触れ合いに特に力を入れている地域密着の小学校。中学受験をする児童も多く、教育に熱心な家庭が多いという印象です。

学区の「日吉台中学校」は横浜市でも1、2を争う大規模校で、全校で1,000人を超える生徒が通っています。広い校庭では体育の授業や部活動で伸び伸びと活動する生徒の姿が見られます。また吹奏楽部が有名で、県大会や関東大会まで出場する年もあるそうです。

西口商店街の中には、幼児向けの英会話教室や音楽教室などさまざまな教室が点在しています。「慶應義塾大学 協生館」の中にある「MLS 日吉スタジオ」では、ドラマメソッドという演劇を通したネイティブスピーカーによる英会話のレッスンで、子どもたちのコミュニケーション力・リスニング力が養えると評判です。また「日能研 日吉校」や「サピックス 日吉校」など中学受験塾も充実。街の中で完結できる環境なので、小学生を通塾させる際も安心ですね。

歴史がある

地元の商店街とも連携「横浜市立日吉台小学校」
地元の商店街とも連携「横浜市立日吉台小学校」

広い校庭が自慢!

1000人以上が通う大規模校「横浜市立日吉台中学校」
1000人以上が通う大規模校「横浜市立日吉台中学校」

日吉が住宅街として人気があるのは、自然環境・緑の多さも理由の1つとなっているでしょう。子どもが遊べる遊具のある公園はもちろん、緑の原っぱや雑木林などどこか懐かしい風景が今も大切に残されています。

「日吉公園」は川崎市との境に位置する緑豊かな高台にある公園です。広い敷地にはジャングルジムやブランコ、複合遊具などがあり、近隣に住む親子が遊ぶ姿が見られました。階段を下っていくと、棚田のように整備された芝生広場もあり、体を動かして遊ぶには最適な公園です。 「日吉の丘公園」も小高い山の上にある公園です。遊具などは整備されていませんが、雑木林のなかに遊歩道が整備された自然たっぷりの公園です。日吉側から入って公園を抜け、箕輪町口から出ようとすると、緑の中に設置された200段の階段が現れます。夏でもひんやりと涼しい遊歩道は、散歩や探検にぴったりですね。

「日吉公園」や「日吉の丘公園」のような大きい公園以外にも、あちこちに児童公園があります。子育て中のファミリーにとっては心強い環境です。「日吉公園」の裾野には、遊具が充実した「日吉二丁目公園」があり、「日吉公園」までの坂道を登る元気がない日でも、しっかり子どもと遊べますよ!

とにかく広い遊具スペース

展望広場からの見晴らしは最高「日吉公園」
展望広場からの見晴らしは最高「日吉公園」

自然がたっぷり!

雑木林を大切に残した「日吉の丘公園」
雑木林を大切に残した「日吉の丘公園」

日吉の街では、「慶應義塾大学」の公開講座やカルチャースクールなど、大人が学ぶ環境や参加できるイベントも数多く整っています。また子ども向けの体験型プログラム「サマースクール」は、地域住民が毎年数多く参加する人気のイベントで、協生館前には模擬店が出店し、当日は夏祭りのような雰囲気なのだそう。

「日吉」駅西側の日吉本町を中心に活動している、体育会5部(野球部・ラグビー部・サッカー部・ソフトテニス部・ホッケー部)が主催する、「スポーツフェスタ」も毎年開かれています。子どもから大人まで地域の方々が参加し体を動かすイベントで、こちらもたくさんの人が訪れるそうですです。

また日吉西口の商店街の中にある「カルチャー日吉」では、語学や書道、手芸、絵画、コーラス、楽器、フラワーアレンジメント、バレエなど、多種多様な講座が開かれています。小学生からシニア世代まで幅広い世代をカバーした講座が充実しているので「なにか始めたい!」と思ったときは是非門戸を叩いてみてはいかがでしょうか。

日吉の名物・銀杏並木!

犬の散歩や保育園の園児たちも遊ぶ「慶應義塾大学」
犬の散歩や保育園の園児たちも遊ぶ「慶應義塾大学」

文化的な雰囲気

幅広い講座内容に定評がある「カルチャー日吉」
幅広い講座内容に定評がある「カルチャー日吉」

神奈川屈指の住宅地である日吉は、お買い物環境も充実しています。 改札を出てすぐの「日吉東急アベニュー」は、地下1階〜3階までショップが詰まった頼りになる買い物スポットです。地下1階にはドラッグストア「マツモトキヨシ」が、1階の「東急フードショー」にはデパ地下系お惣菜やベーカリー、生鮮食品などが入り、朝10時〜夜9時まで営業をしています。少し遅くなった帰り道に、プラスαのおかずを調達するのにも便利ですね。2階〜は「無印良品」や「ユニクロ」、「ヤマダ電気」など日々の生活に便利なお店が揃っています。

また日吉駅西口に広がる5つの商店街「普通部通り」「中央通り」「浜銀通り」「メイルロード」「サンロード」にも、たくさんのレストラン・商店・銀行・花屋・カフェなどがひしめき合います。「自然食品の店 F&F 日吉店」や文具の「井口文華堂」、フラワーショップ「Hana Hana」など、生活必需品が小さな商店で手に入り、通るたびに新たな発見があります。

綱島方面には「アピタテラス 横浜綱島」もあり、武蔵小杉には「グランツリー 武蔵小杉」など大型ショッピングモールも揃っているので、休日のお買い物に足を伸ばしても楽しいですよ。

待ち合わせは「ぎんたま」で

駅を降りるとすぐ目の前の「日吉東急アベニュー」
駅を降りるとすぐ目の前の「日吉東急アベニュー」

放射線状の商店街

人々が行き交い生き生きと活発な「日吉商店街」
人々が行き交い生き生きと活発な「日吉商店街」

他にも、ランチやディナーで、お腹も心も満足できるお店が揃っています。 まずは日吉のイタリアンファンから一目置かれる「アル・ピノ」。レンガ風の店構えに立て看板、イタリアンワインが店先に陳列され、期待感も高まります。カウンター席も充実しているので、お一人様でも気兼ねなく食事を楽しめます。

白壁の外観が目を引く「bistro GHIOTTO」は、自然派のワインをはじめ化学調味料や保存料を使わない体にやさしい丁寧な料理を楽しめるお店で、窓に沿って置かれたテーブルには自然光がたっぷりと注ぎ、つい長居してしまう居心地のよさです。

「お酒と食事が楽しめるおとな食堂」をコンセプトに、契約農家から届く季節の無農薬・減農薬野菜を使ったボリュームたっぷりの食事が自慢のお店「OC Dining」。すぐ隣には契約農家の野菜販売とパニーニのお店「OC Farm」もあり、マルシェのような店構えがひと際目を引くお店です。

本場イタリアの味!

ひとりでも立ち寄りやすい「レストラン アルピノ」
ひとりでも立ち寄りやすい「レストラン アルピノ」

自然派ワインが嬉しい

白壁のおしゃれな外観が目印「bistro GHIOTTO」 
白壁のおしゃれな外観が目印「bistro GHIOTTO」

エスニック料理を食べたいと思ったら、訪れたいのが「ベトナムの食卓 HOAHOA」。現地で修行を積んだオーナーシェフが、日本人の味覚に合ったベトナム料理を提供するレストランです。ラタンのソファにゆったりと腰掛けて味わうベトナム料理は、老若男女問わず虜になってしまうでしょう。

2019(令和元)年5月にオープンした「カフェ然」は、「ひよしペインクリニック」に併設された癒しのカフェ。四季の移ろいを感じるお庭を眺めながら、ゆっくりとコーヒーやお茶を楽しめる場所です。クリニックの患者さんでなくても利用できます。

至福のコーヒーが飲みたいときは、「NOBLE COFFEE ROASTERS」がおすすめ。厳選された自家焙煎のコーヒー豆の販売と、コーヒーやエスプレッソ、カフェラテを店内で味わえるコーヒースタンドです。センスのよいオリジナルのマグカップやキャニスターなども販売されているので、おうちカフェ時間を充実させるために揃えるのもおすすめです。

オトナ女子の集まりに!

日本人の味覚に合うベトナム料理「HOAHOA」
日本人の味覚に合うベトナム料理「HOAHOA」

看板犬もいます!

都会の喧騒を忘れる時間「カフェ然」 
都会の喧騒を忘れる時間「カフェ然」

最後に医療機関をチェック。「川崎市立井田病院」は幅広い診療科を持つ中核病院です。院内は明るく清潔な印象で、専門的な治療も受けることができます。 浜銀通りにある「エンゼル小児科医院」は、レンガ色の大きな建物が目印の小児科病院。一般小児から小児呼吸器疾患や小児精神疾患なども実績があるそう。月曜日から日曜日まで、水曜日の午後を除いて毎日診療をしているので、子どもの急な発熱でも駆け込めるので安心ですね。

「日吉こどもクリニック」は、院長も看護師も知識豊かで親切な対応が評判の病院。プレイスペースも完備されているので、病気でぐずりがちな子どももご機嫌に過ごすことができます。 子どもの体調は急に変化することが多いので、近隣のクリニックは数件チェックしておくとよいでしょう。検診や予防接種、病気のときなどで使い分けができるのも、日吉の充実した医療環境があるからこそです。

重厚感のある建物

毎日診療が心強い「エンゼル小児科医院」
毎日診療が心強い「エンゼル小児科医院」

カラフルな看板

丁寧な病状説明に定評のある「日吉こどもクリニック」
丁寧な病状説明に定評のある「日吉こどもクリニック」

発見ポイント!

西口から広がる商店街は圧巻
西口から広がる商店街は圧巻
  • (1)駅前から放射線状に広がる商店街が支える充実した買い物環境
  • (2)都心へも横浜方面へもとにかく便利な電車アクセス
  • (3)地域に開かれた「慶應義塾大学」とともに発展してきた日吉の街

日吉エリアの生活環境を隅々までチェックしてきました!
所在地:神奈川県横浜市港北区 

横浜市港北区のitot



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