日本一の大河、信濃川にかかる大橋「萬代橋」。1886（明治19）年、信濃川に初めて架けられた橋で、「ばんだいばし」とも「よろずよばし」とも呼ばれる橋梁名は、よろず（萬）の代まで新潟の発展のために尽くす存在になることを願って名づけられたとされる。現在の橋は昭和初期に鉄筋コンクリートで造られた三代目。石積みの重厚な外観が美しい、全長約300mのアーチ橋は、1964（昭和39）年に起こった新潟地震にも耐え、災害救助に大きな役割を果たした。2004（平成16）年、国の重要文化財に指定。

萬代橋
所在地：新潟県新潟市中央区万代2-4 
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