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「豊橋カレーうどん」も人気!地元で愛される老舗「勢川 本店」

勢川 本店

松葉町に店舗を構える「勢川 本店」。
松葉町に店舗を構える「勢川 本店」。

豊橋市は長い歴史を持つうどん店が多く、その消費量も多い。そんなうどんの文化を長年支えてきた一つの店舗が創業100年を超える「勢川 本店」だ。松葉町に店舗を構え、昔ながらの製法で自家製麺のうどんを地元の人に提供し続けている。暖簾分けも行い、現在は勢川グループとして東三河に11店舗も展開。地元では知らない人がいないほどの有名店となっている。

豊橋でしか食べることのできない「豊橋カレーうどん」。
豊橋でしか食べることのできない「豊橋カレーうどん」。

メニューはバラエティー豊か。うどん、そばはもちろんのこと、昔ながらの中華そばやオムライス、ハヤシライスなどもラインナップ。その中で今最も注目を集めているのが、「豊橋カレーうどん」だ。豊橋の観光コンベンション協会と地元の麺類組合によって生み出されたご当地カレーうどんだが、それまでは地元客の占める割合が圧倒的に多かった店内も、「豊橋カレーうどん」を求めて遠方からわざわざ来る客も多くなったのだと言う。

とろろご飯とカレーのルーが絶妙にマッチする「豊橋カレーうどん」
とろろご飯とカレーのルーが絶妙にマッチする「豊橋カレーうどん」

「豊橋カレーうどん」の5箇条は、「自家製麺であること」「器の底から、ご飯、とろろ、カレーうどんの順に入れる」「豊橋産うずら卵を使う」「福神漬または壺漬を添える」「愛情を持って作る」ということ。カレーうどんを食べる時、余るルーでご飯を食べたいという思いを抱いたことがある人も多いのではないだろうか。その思いを実現してくれたのが、この「豊橋カレーうどん」。ご飯の上にとろろが掛けてあることによって、ご飯にルーが染みすぎるのを防ぎ、最後に自身で混ぜ合わせながらカレーライスを楽しむことができる。

「豊橋カレーうどん」を提供する店は市内に42店舗も!勢川グループだけでも各店舗トッピングなどが違うので、自身のお気に入りを探してうどん店巡りをするのも楽しい。

豊橋のソウルフード「にかけ」
豊橋のソウルフード「にかけ」

もう一つ、うどん処豊橋のソウルフードとして紹介したいのが「にかけ」といううどん。温かいうどんの上にかまぼこ、青み野菜、油揚げ、花がつおが乗っているだけだが、この飽きのこないベーシックさがたまらない一杯となっている。「にかけ」というネーミングの由来は、お煮しめを乗せていたことから来ているとか、または、上に乗った具を昔は「荷」と呼んでいたことから来ているなどと言われているそう。うどん消費地としての歴史を感じられるこちらもぜひ味わってもらいたいメニューだ。

「勢川 本店」は11:00~19:30までの通し営業。ランチタイムを逃してしまった日でも利用しやすい。
「勢川 本店」は11:00~19:30までの通し営業。ランチタイムを逃してしまった日でも利用しやすい。

父と息子3人が揃って店に立ち、家族みなで営む「勢川 本店」。出前注文が入ることも多く、店の誰かがせわしなく届けに行く姿や、馴染みの客と談笑する様子などから、地元の人々に長年支持されて続けていることがよくわかる店だ。

勢川 本店
所在地:愛知県豊橋市松葉町3-88 
電話番号:0532-54-0614
営業時間:11:00~19:30
定休日:月曜日、第3火曜日
http://www.segawaudon.com/




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