fujiya1935
1935年の創業以来、親子四代に脈々と受け継がれた料理人の血筋。4代目となる藤原哲也氏は、ホテルやレストラン勤務を経て、イタリアやスペインで修業を重ねた後、2003年に帰国し、家業の洋食屋とはスタイルがまったく違う「Fujiya1935」をスタートさせた。
コンセプトは「季節と記憶の食卓」。「人は舌で感じた味に記憶や経験が結びついて初めておいしいと感じるもの。季節の移り変わりを感じとる日本人の心の豊かさを大事にしたい」と話すシェフが作るのは、ランチ14,000円、ディナー29,000円の1コースのみ。唯一無二のおまかせコースで、季節の食材を使って美味しい記憶を呼び起こすような料理を提供している。店にはほの暗いウェイティングルームがあり、店を訪れた瞬間から席について料理を味わうまで、すべてのこだわりを体感してほしい。
実は、一度は長い歴史の幕を閉じた「洋食屋 ふじ家」は、「先代が大切に守り続けた料理をもう一度食べてみたい」という声に支えられて復活している。先代から受け継いだ『ふじ家の商売の心』(お客様を大切にする船場商人の心)とともに、藤原氏の経験から紡ぎだされる素材を生かした料理が提供される。店名の1935は、そのふじ家創業の年。ミシュランで2ッ星を獲得した「Fujiya1935」の味の根底にあるのは、間違いなく「洋食屋 ふじ家」の味である。
fujiya1935
所在地:大阪府大阪市中央区鎗屋町2-4-14
電話番号:06-6941-2483
営業時間:18:30~ ※木・土曜日と祝日は12:00からランチ営業あり
定休日:日曜日、第1・4月曜日
http://fujiya1935.com/