吹田市は大阪府北部に位置する市で、藤白台はその中でも最北部にあたり、箕面市と隣接している。藤白台は、阪急千里線「北千里」駅の東側に広がるエリアであり、1960年代の「千里ニュータウン」開発に伴い、住宅都市として変化を遂げてきた街のひとつである。

交通アクセス良好で梅田も身近

藤白台の最寄りは阪急電鉄千里線「北千里」駅。同線の始発駅であり、「千里ニュータウン」の北の玄関口でもある。Osaka Metro堺筋線との相互直通運転をおこなっているため、大阪の繁華街梅田付近へは乗り換えなし、乗車30分ほどでアクセス可能。通勤通学に便利な“ニュータウン”というだけあって、交通アクセスの良さは大きな魅力と言える。

駅前の「北千里」バス停には阪急バスが乗り入れ、郊外へ向かう路線を運行している。また、自動車交通の面でも、京都市と神戸市を結ぶ国道171号、箕面市と大阪市北区を結ぶ新御堂筋（国道423号）、大阪府を環状に走る大阪中央環状線（大阪府道2号線）が周辺を通り、さらに名神高速道路と中国自動車道と近畿自動車道が交差するジャンクション「吹田JCT」と「吹田IC」も近く、車での移動も便利。

駅前には商業施設が多く便利

食料品や日用雑貨など普段の買い物には、「北千里」駅前のショッピングモール「dios北千里」が便利。約70店舗の専門店が入る複合商業施設で、「吹田市役所北千里市民サービスコーナー」や「吹田千里北ビル内郵便局」などの生活施設から「イオン 北千里店」もあるため便利。
住宅地の中にも「藤白台プラザ」のように買い物しやすい地元志向のスーパーもあるので、買いたい商品によってお店を使い分けるのもいい。

また、藤白台の北側、箕面市の小野原周辺に足を運んでみるのもおすすめ。小野原は、郊外型のゆったりとしたおしゃれな雰囲気のショップ、カフェ、グルメスポットが多くある話題のエリア。かわいい雑貨店や、テラス席のあるスイーツ店など、お気に入りのお店がきっと見つかるだろう。

複数の公園に囲まれた良好な環境

藤白台を囲むように、周辺には大きな公園が複数あるため、休日のリフレッシュや家族での遊びスポットには困らない。「千里北公園」は、広々とした原っぱが広がる大きな公園。思いっきり駆け回って遊んだり、お弁当を持って行ってピクニックを楽しんだりと遊び方は自由自在。園内には2つの池があり水鳥などを見られるほか、各種スクールも開講する「吹田市立北千里市民体育館」や、夏にはプールを楽しめる「北千里市民プール」も併設されている。

「藤白公園」は、「北千里」駅のすぐ東側に位置する公園。緑が多く、池もあるので、ゆったりとした時間を過ごすリラックススポットとしても活用できる。滑り台やブランコなどの遊具もそろい、遊具を取り囲むようにベンチもあるので、遊んでいる子どもを見守りやすいのもうれしいポイント。
「ふじのき公園」は、「吹田市立藤白台小学校」に隣接する公園。一番人気の遊具は、なんといっても横幅の広い「大すべり台」。ニュータウン開設当時にこの公園につくられた時から子どもたちに親しまれていた滑り台が、2016（平成28）年に改修され、再び子どもたちに愛される遊具となっている。ほかにも「あせび公園」や「北千里」駅西側には「千里中央公園」などがあり、日常の中で子どもと一緒にフラッと訪れられるような街区公園も点在している。

また、「太陽の塔」で有名な「万博記念公園」へも気軽に遊びに行ける距離。

広大な敷地内には、梅、桜、バラ、アジサイ、ヒマワリ、コスモスなど四季折々の花々を観察できる自然文化園や、茶室などのある日本庭園、文化にふれられる「大阪日本民芸館」や「国立民族学博物館」、ボート遊びを楽しめる夢の池、巨大アスレチック立体迷路「迷宮の砦」など、さまざまな施設が設けられていて、一日中遊びまわることができる。

近隣には教育施設が数多く集積

周辺エリアは、有名国立大学や私立中高一貫校などが集まる。藤白台の隣の山田丘には「大阪大学 吹田キャンパス」があり、医・歯・薬学系学部や工学部・人間科学部など理系の学部がメインで集積。敷地内には「大阪大学歯学部附属病院」「大阪大学医学部附属病院」といった大学病院も併設されており、これらの高度な医療を身近で受けられるのは、近隣エリアに住まう利点といえる。

藤白台周辺には、その他にも「藤白台保育園」「ふじしろ幼稚園」などの教育施設がそろう。

暮らしの利便と緑豊かな環境を備えた、吹田市藤白台
所在地：大阪府吹田市