マンションの共用施設、地味だけど重要なものとは?

モデルルームに行くと、つい最新の設備や豪華な共用施設に目を奪われてしまいがちですが、実は目立たないけれど大切なものがあることをご存知ですか? 地味だけど意外に重要な共用施設や設備をご紹介します。

マンション管理の拠点となるコミュニティスペース

マンションの共用施設といえば、ゲストルームやスポーツジム設備などの華やかなものを思い浮かべる人も多いはず。でも、本当は大切な施設を見落としていませんか。実は「ないと困る」、必須ともいえる施設が会議室や集会室といったコミュニティスペースです。
マンションの管理は区分所有者で結成する管理組合が担いますが、定例の理事会や年に一度の総会を開催するための場所が必要です。もしマンション内になければ地域の自治会館などに出向いて総会を行わざるを得ません(実際にそうしたマンションも存在します)。また、こうした集会室はマンションのコミュニティ活動の「拠点」としても活用することが可能です。実際に、住人のちょっとした趣味の集まりや、世代を超えてのレクリエーションなどに使っているマンションもあります。住宅街でいえば、「町内会の集会所」を思い浮かべるといいかもしれません。

セキュリティの設備はマスト!

コミュニティ施設以外のもので必須ともいえるのが、「セキュリティ設備」です。防犯カメラやダブル・トリプルのオートロックといったセキュリティ設備は、入居後の満足度に非常に関わってくる設備の1つです。密室となるエレベーター監視モニターなども必須といえるでしょう。また、見落とされがちなのが、駐車場や駐輪場のセキュリティ設備。こちらも動線上に監視カメラがあり、常に人の目が行き届くような設計が重要です。設備だけでなく、オンラインセキュリティなどで、何かあっても24時間駆けつけてもらえる体制や、ガードマンの警備体制などもあわせて実施されていれば、より心強いことでしょう。

共用施設や設備は物件選びの「プラスアルファ」と考えている人も多いかもしれませんが、上記のような設備は住み心地に直結します。「あったら便利」ではなく「ないと困る」という視点でチェックしてみてはいかがでしょうか。

       







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