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道内有数の規模を誇る人気の動物園

札幌市円山動物園

2021年5月5日に開園70周年を迎えた「円山動物園」
2021年5月5日に開園70周年を迎えた「円山動物園」

円山動物園の歴史のはじまりは、1950(昭和25)年。札幌市が上野動物園(東京)から招いた移動動物園が大成功したことをきっかけに、翌1951(昭和26)年5月に円山児童遊園として開園。同年9月に円山動物園に改称し、北海道初の動物園として今日まで人気を博してきた。開園当時、園にいたのはヒグマ2頭、エゾシカ、オオワシの三種四点の動物だけだったが、施設の整備が進められるとともに動物を増やし、現在は約160種900点もの動物を飼育している。

は虫類・両生類館では、約70種450点のは虫類・両生類を展示
は虫類・両生類館では、約70種450点のは虫類・両生類を展示

園内には、札幌市内にも生息するエゾヒグマを間近で見られるエゾヒグマ館や、ホッキョクグマやアザラシが水中トンネルで泳ぐ姿も観察できるホッキョクグマ館をはじめ、熱帯雨林を彷彿とさせる施設でフラミンゴなどの華やかな鳥類を観察できる熱帯鳥類館、2018(平成30)年に完成したゾウ舎、放し飼いにされたヒツジやアヒル・ガチョウと出会えるこども動物園など、さまざまな角度から動物の生態を観察できる工夫のこらされた、20以上の施設がある。

施設内には、動物たちの本来の姿を観察できる配慮がなされている
施設内には、動物たちの本来の姿を観察できる配慮がなされている

また園では、動物の展示だけではなく、動物たちや環境問題、命の大切さなどについて楽しく学べる学習プログラムを展開している。園内で授業を行う「園内講座」や、園の解説員が札幌市内に在住、通勤、通学する概ね10人以上が参加予定の団体(グループ)を対象に、直接伺い授業を行う「出前講座」。他にも、動物たちの行動を間近で見たり、動物の生態等の詳しい解説などを聞くことのできるイベント「みんなのドキドキ体験」も行っており、動物たちをより身近に感じられるイベントとしておすすめだ。

多様な花木もある園内ではピクニックも楽しめる
多様な花木もある園内ではピクニックも楽しめる

現在、開園100年目となる2050年を見据え、「命をつなぎ 未来を想い こころを育む動物園」を基本理念とし、これまでもこれからも地域と環境に寄り添いながら、進化を続ける地域の動物園。札幌を訪れた際はぜひ、訪れたいお出かけスポットだ。

札幌市円山動物園
所在地:北海道札幌市中央区宮ケ丘3-1 
電話番号:011-621-1426
開園時間:9:30~16:30(11月~2月は16:00まで)※最終入園は閉園時間の30分前
休園日:第2・4水曜日(8月のみ第1・4水曜日、祝日の場合は翌日)、4・11月の第2水曜日を含む週の月~金曜日、12/29~12/31
https://www.city.sapporo.jp/zoo/




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