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カフェ併設、ガラス張りの複合文化施設

せんだいメディアテーク

「せんだいメディアテーク」は、美術や映像文化の活動拠点であり、様々な人々がメディアを通して情報の収集、蓄積、編集、発信をできるよう取り組んでいる公共施設。地下二階から地上七階までの大きな施設で、館内にはギャラリーやシアターなどが完備されている。様々な文化芸術作品を発表したり鑑賞したりすることができる他、ワークショップなどのイベントも連日開催されている活気のある施設である。

1階オープンスクエアの様子
1階オープンスクエアの様子

「せんだいメディアテーク」では3つの理念を掲げているが、なかでも「あらゆる障壁(バリア)からの自由」という理念は館内のサービス、施設環境からよく伝わってくる。 2階には目や耳の不自由な方向けの相談カウンターが常設されており、情報閲覧支援などのサービスを提供しているほか、施設内のバリアフリーも整えられている。

建築を手がけたのは、かの有名な伊東豊雄氏である
建築を手がけたのは、かの有名な伊東豊雄氏である

3階、4階は「仙台市民図書館」となっており、開架約30万冊を所蔵している(児童書は2階に所蔵)。
閲覧席はソファーやスツールなどを含めて約150席分もあり、ゆったりとしている。

充実の蔵書を誇る図書館
充実の蔵書を誇る図書館

5階、6階はギャラリーとなっており、壁面で区切られた展示空間が並ぶ。5階は天井高が3.3メートルという高さで、団体だけでなく個人でも、美術作品を発表したり、ワークショップを開催したりできるという。6階ギャラリーの展示空間の天井高は4.2メートルと、さらに高く、アート作品の展示会をするにあたり、空間をもこだわって使用することができる。

ミュージアム関連イベントで開かれたワークショップ
ミュージアム関連イベントで開かれたワークショップ

1階にはベルギービールを中心としたビアカフェを展開するブラッセルズ系列店の一つである「クレプスキュールカフェ仙台」が入っており、コーヒーだけでなくランチタイムからベルギービールを楽しめる。公共施設の中でアルコールを楽しむことができる点も新しい。

スペースを活かしたトークセッションも開催される
スペースを活かしたトークセッションも開催される

学会の著名人を招いての講演会やアート作品の展示の他、音楽コンサート、トークサロンなど幅広いジャンルのイベント・プロジェクトを開催し、良い意味で“公共施設らしからぬ”魅力を多数備える「せんだいメディアテーク」。この街の文化や芸術を担う拠点のひとつと言える施設であり、暮らしに欠かせないスポットであることに間違いはない。

せんだいメディアテーク
所在地:宮城県仙台市青葉区春日町2-1 
電話番号:022-713-3171
開館時間:9:00~22:00
休館日:第4木曜日(12月は除く)、年末年始(12/29~1/3)
https://www.smt.jp/




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