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福島の絹文化を今なお紡ぎ続ける

おりをり

日本有数の絹織物の産地として知られている福島県。「工房おりをり」は、福島市を拠点に、自然素材の糸紡ぎ・草木染め・織物・羊毛クラフトなどの講習や作品販売を行っている工房兼店舗だ。市内にある工房の一つ、「絹工房おりをり」は「絹製品」を扱うお店で、2011(平成23)年の東日本大震災後、福島の伝統素材「絹」に着目し、養蚕から商品化までを一貫して行うことで、技術と文化の継承に取り組んでいる。

福島伝統の素材「絹」を商材に扱う工房
福島伝統の素材「絹」を商材に扱う工房

福島県の保原町産真綿は袋状の形とその質の高さから「入金(いりきん)真綿」と呼ばれ、高級織物である結城紬や真綿布団の原材料としても使われている。その真綿を丁寧に手で紡ぎ、作り出される製品は、肌触りのよい、人の手のやさしい温もりを感じるものばかりだ。

年代や性別を問わず、様々な方が訪れる
年代や性別を問わず、様々な方が訪れる

絹糸の細さとやわらかさを生かした真綿の洗顔用クロス「mawata bijin」シリーズや絹ボディタオル、絹かかとスポンジ、福島県川俣町産絹使用のマスクなど、肌にやさしく、デザインもシンプルで愛らしい自社製品は、老若男女問わず人気がある。また、絹と羅布麻を使用した「ミラクルロール」、福島県川俣町産の世界一薄い絹織物「妖精の羽ーフェアリーフェザー」のチーフなどの他社製品も販売しており、取扱商品は豊富。現在、販売製品の中で特に人気が高いのは、福島県川俣町産絹使用の「口もとSilkマスク」と「両面Silkマスク」だそうだ。

実用性の高いマスクも人気
実用性の高いマスクも人気
プレゼントにもおすすめの「Facial Wash cloth」
プレゼントにもおすすめの「Facial Wash cloth」

また、工房では製品販売の他、代表の鈴木美佐子氏が行う「蚕、養蚕」についての子ども向けワークショップ(保育園、幼稚園から小学生)や織物の講習などを積極的に開催しており、大切な絹文化の伝達や技術の継承にも力を入れている。

福島稲荷神社の目の前に立地している「絹工房おりをり」
福島稲荷神社の目の前に立地している「絹工房おりをり」

おりをり
所在地:福島県福島市大町9‐15 
電話番号:080-1661-0671
営業時間:11:00~18:00
定休日:木曜日、第2・4日曜日
https://someori-kobo-oriwori.jimdofree.c..




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