この日は天気に恵まれたためテラスの特等席へ。オーダーしたのは、一番のオススメの「森の定食」と、定評のあるビーフシチュー。

森の定食は白米、玄米のどちらかを選べ、ビーフシチューはさらに天然酵母のパンも選べる。写真にある定食は、左端の玄米ご飯から反時計回りに、煮玉子の糠まぶし、カボチャの胡麻団子とサツマイモの茶巾、ニンジンとゴボウのきんぴら風に豆腐の白和えのせ、お味噌汁、フライドポテト、白菜の浅漬け、カップサラダ。

玄米はお赤飯のようなモチモチ感で、これは炊いてから2日ほど寝かせ、酵母の作用によってできる酵素玄米だと伺った。自然発酵なのでお腹に優しい。赤いのは小豆を使っているからで、赤米ではない。チンゲン菜に載った卵の表面は、一瞬「きな粉かな？」と思うが、糠の粉だ。糠と言っても卵の味を損うような主張はなく、卵の美味しさを引き立てている。

茶巾、胡麻団子と箸を進めるのは楽しく、きんぴらの上のクリームは豆腐の白和えだと知るまで生クリームかと錯覚させるほど滑らかだった。