HOME >  栃木県エリア  >  宇都宮市 文化・歴史  >  宇都宮二荒山神社

暮らしの節目ごとに多くの市民が参拝する神社

宇都宮二荒山神社

宇都宮二荒山神社
宇都宮二荒山神社

栃木県内唯一の名神大社として「お明神さま」「ふたあらさん」の名で広く親しまれ、篤く崇められてきた神社。祀られているのは、「豊城入彦命」「大物主命」「事代主命」の三柱の神様。

二荒山神社発祥の地に祀られている摂社
二荒山神社発祥の地に祀られている摂社

1585(天正13)年、1773(安永2)年、1832(天保3)年、明治維新の戊辰の役と4度の火災にあい、古い記録のほとんどが焼失してしまったが、現在残っている社記によれば、第16 代仁徳天皇の御代に毛野国が上下の二国に分けられ、御祭神豊城入彦命の四世孫・奈良別王(ならわけのきみ)が下毛野国の国造に任ぜられた際、祖神である豊城入彦命を荒尾崎(下之宮)に祀ったのが始まりとされている。そしてその後、838(承和5)年に現在の地、臼ケ峰に遷座されたと伝えられている。

宇都宮の名所七木七水八河原の一つ「明神の井」
宇都宮の名所七木七水八河原の一つ「明神の井」

宇都宮はこの「二荒山神社」を中心に、平安・鎌倉時代には神社の門前町として発展し、江戸時代には城下町として繁栄。現在は、お正月や七五三の歳時などには、多くの市民が参拝に訪れる場所となっている他、神社目の前の宇都宮市大通りでは「ジャパンカップクリテリウム」というロードレースや国際バスケットボール連盟(FIBA)主催の国際大会「FIBA 3×3 World Tour」なども行われている。また、年間を通してさまざまな祭典が行われており、田楽舞や流鏑馬といった伝統的な踊りや儀式なども見ることができる。

鎌倉時代に奉納された鉄製の狛犬は国の重要美術品
鎌倉時代に奉納された鉄製の狛犬は国の重要美術品
95段の正面石段、上部は48段あり「いろは坂」ともいわれていた
95段の正面石段、上部は48段あり「いろは坂」ともいわれていた

宇都宮二荒山神社
所在地:栃木県宇都宮市馬場通り1-1-1 
電話番号:028-622-5271
http://futaarayamajinja.jp/




PAGE
TOP