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栃木県をホームに活躍するBリーグ所属のバスケチーム

宇都宮ブレックス

ホームアリーナの「ブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市体育館)」
ホームアリーナの「ブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市体育館)」

栃木県宇都宮市をホームタウン、栃木県鹿沼市をマザータウンとして活動する「宇都宮ブレックス」。2007(平成19)年に発足したチームだ。チーム名の「ブレックス」は「BREAK THROUGH(現状を打破する)」の造語で、「既成概念を打破し、スポーツ界、バスケ界、そして栃木県に風穴をあけたい!」という想いが込められている。また、同時に「REX」とはラテン語で「王者」を意味。つまり、「BREX(ブレックス)」とはバスケットボールの頂点という意味でもあるのだ。なお、栃木県の姉妹提携州である米インディアナ州のNBAチーム、インディアナ・ペイサーズのチームカラーを踏襲し、チームカラーはネイビーとイエローだ。

「UNITED YELLOW PROJECT」により黄色く染まったアリーナ
「UNITED YELLOW PROJECT」により黄色く染まったアリーナ

「宇都宮ブレックス」の理念は「強く愛されるモチベーションあふれるチーム」であり続けること。試合を見た人たちが感動し、声援を送りたくなるようなプレーを目指している。そのためもありファンも多く、その人気は2019−20シーズンにメインアリーナのほぼ全試合で満員を記録するほど。Bリーグ2020-21シーズン開幕戦では、新型コロナウィルス感染症拡大防止のためアリーナに行くことのできないファンの想いを込め、「UNITED YELLOW PROJECT ~アリーナを黄色に染めよう!~」を実施。ファンが購入したTシャツをアリーナの客席に掲出した。

幼稚園への訪問の様子
幼稚園への訪問の様子

「宇都宮ブレックス」は、地域への貢献も積極的に行っている。地域のお祭りやイベントへの参加をはじめ、バスケットボールクリニックの開催、選手による小学校訪問、チアダンスチーム・BREXYやマスコット・ブレッキーやベリーちゃんらによる幼稚園や保育園への訪問など、その活動内容は様々だ。

比江島選手のシュート
比江島選手のシュート
白熱する試合を繰り広げる「宇都宮ブレックス」
白熱する試合を繰り広げる「宇都宮ブレックス」

運営するスクールにはバスケットボールとチアダンスとがある。年長から入れる「BREXバスケットボールスクール」では、プロコーチがインストラクターとして指導を行ってくれる。チーム強化を目指すのではなく、個人のスケットボールスキルやコミュニケーションスキルを高めるのが目的。クラスはU8クラス、U10クラス、U12クラス、U15クラスと細かく分かれており、年齢に満たない場合でもテストに合格すれば入会することが可能。さらにトップ選手の育成を目指した選抜クラスも有している。

チアダンスチーム・BREXYのパフォーマンス
チアダンスチーム・BREXYのパフォーマンス

また、年少から入れる「BREXチアダンススクール」も年齢により分かれているほか、オーディションに合格したら入会できる「レベルアップクラス」もある。レッスン生は、小・中学生から構成されるチーム「B-girls」としてブレックスのホームゲームや地域のイベントに出演するなど活躍している。また、高校生以上になると「BREXY-blue育成クラス」もあり、どんどん高い目標に向かっていくことができる。

「宇都宮ブレックス」は、ファンのため、地域のため、子どもたちのため、そして将来のバスケットボール普及のため、さまざまな取り組みを行うプロバスケットボールチームだ。

宇都宮ブレックス
所在地:栃木県宇都宮市元今泉5-6-18 (ブレックスアリーナ宇都宮)
https://www.utsunomiyabrex.com/




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