旧鳩ヶ谷市の中心地

埼玉県川口市は2011（平成23）年に鳩ヶ谷市と合併し、埼玉県内で2番目に多い人口を擁する都市に成長した。埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線「鳩ヶ谷」駅周辺に広がる鳩ヶ谷エリアは旧鳩ヶ谷市の中心地で、古くは日光御成街道の宿場町として発展した。現在も「氷川神社」など歴史を感じられるスポットが残る。埼玉高速鉄道開通後は、暮らしの利便性に恵まれた住宅地として注目されるようになり、人口が急速に増えている。

恵まれた子育て環境

鳩ヶ谷エリアは子育てファミリーに暮らしやすい街として人気を集めている。エリア周辺には、幼稚園や保育施設が集まり、送り迎えの負担が小さいのも嬉しいポイントだ。また、子育てをサポートしてくれる施設も充実している。「鳩ヶ谷」駅内には「鳩ヶ谷駅市民センター」や「子育てひろばポッポ」など子育てファミリーにうれしい施設が揃っている。

「鳩ヶ谷こども児童館」も駅からほど近く、「鳩ヶ谷図書館」では「おはなし会」や「わらべうた」が実施され、「鳩ケ谷公民館」でも「おやこの遊びひろば」など親子で楽しめるイベントが多く開催されているのも、地域に溶け込みやすく、ファミリーから人気を得る理由の一つだろう。

東京メトロ南北線直通の埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線で東京都心直結

「鳩ヶ谷」駅に近い鳩ヶ谷エリアは交通アクセスの利便性も高い。「鳩ヶ谷」駅から利用できる埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線は東京メトロ南北線、東急目黒線と直通運転が行われており、「永田町」駅や「目黒」駅、「武蔵小杉」駅、「日吉」駅などにダイレクトアクセス可能だ。「王子」駅からは、JR京浜東北線、「駒込」駅からはJR山手線、「後楽園」駅または「四ツ谷」駅から東京メトロ丸ノ内線に乗り換えれば、「東京」駅や「池袋」駅、「新宿」駅方面にもアクセスしやすい。下り電車で「東川口」駅へ向かえば、都心から放射状に延びる路線との接続駅が多いJR武蔵野線にも乗り換えしやすく、移動範囲が広がる。

また、国道122号などの幹線道路も多く、自動車でもアクセスが広がりやすい。首都高速川口線の「新郷」出入口、外環自動車道の「川口東」ICも近く、接続する東北自動車道、常磐自動車道、関越自動車道沿線へのドライブも気軽に楽しめるだろう。

多彩なショッピング施設を使いこなせる

鳩ヶ谷エリアは買い物環境にも恵まれている。スーパーマーケットは深夜23時まで営業する「西友 鳩ヶ谷店」があり、帰宅が夜遅くなっても安心。ファッションや青果、お豆腐屋さんなど専門店も身近に揃うため、お気に入りの店舗に出会えるだろう。

そして、「川口」駅周辺に出れば「川口キュポ・ラ」や「アリオ川口」など大規模ショッピング施設での買い物も気軽に楽しめる。自動車を使えば「イオンモール川口前川」も約10分でアクセスできる。2021（令和3）年春には「イオンモール川口」がオープン予定でさらに買い物の楽しみが増えることになるだろう。

公園や文化施設も身近

鳩ヶ谷エリア周辺には「沼公園」や「鳩ヶ谷本町４丁目子供の遊び場」など子どもの遊び場に適した公園が多いのも特徴だ。見沼代用水東縁沿いには「見沼遊歩道」が整備されており、四季折々の散策も楽しくなる。「川口」駅に出れば「川口西公園（リリアパーク）」といった大規模公園、多彩な公演が行われる文化施設「川口総合文化センター リリア」があり、思い思いの休日を満喫できるだろう。

東京都心にアクセスしやすく、身近に子育て施設やショッピング施設が揃う鳩ヶ谷エリア。歴史や緑にも恵まれ、潤いのある暮らしを楽しめる街だ。