埼玉県「越谷市」の基本情報と暮らしの魅力をお伝えします。

INDEX

1.越谷ってどんなところ?
2.越谷のエリアをざっくり紹介
3.データで見る越谷
4.越谷市の子育て支援制度

越谷ってどんなところ?

東京都心25km圏内、埼玉県の南東部に位置する越谷市。江戸時代に日光東照宮への道として利用された「日光街道」の3番目の宿場町「越ヶ谷宿」として栄えた歴史のある街です。
市の南北を東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)、東西をJR武蔵野線が走ります。国道4号(草加バイパス)や国道463号など道路網も整備されており、交通アクセスに優れたエリアです。

古くから「水郷こしがや」と呼ばれ、現在ものどかな田園地帯も広がるなど、自然環境にも恵まれています。「越谷花火大会」や「南越谷阿波踊り」といった、地域イベントが盛んなこともこのエリアの特徴となっています。

日本最大級の大型ショッピングセンター「イオンレイクタウン」は、多くの人が訪れる越谷の人気のスポットのひとつです。「イオンレイクタウン」のある、「越谷レイクタウン」は、水との共存をテーマに開発されたニュータウンで、中川・綾瀬川・元荒川流域の治水対策として大規模調節池が造成され、池の周囲に住宅や公園などが整備されています。

2023(令和5)年12月には「越谷」駅の高架下に「東武ストア」や飲食店が入居する「エキア越谷」がオープンしました。
さらに現在は、「越谷サンシティ」の整備計画も進行中。2027(令和9)年度から2年かけてホール棟の大規模改修、商業棟の解体、新たな民間施設の建設を行い、2029(令和11)年度の開業を目指しています。越谷市は、交通・自然・商業とすでにある魅力に、さらなる活性化が期待できるエリアとなっています。

越谷のエリアをざっくり紹介

越谷市は全部で13の地区に分かれています(桜井、新方、増林、大袋、荻島、出羽、蒲生、川柳、大相模、大沢、越ヶ谷、南越谷、北越谷)。地区ごとに住民が話し合い、まちづくりの目標を立てて活動を行っており、各地区の特色を生かした催しなども開催されています。

データで見る越谷

越谷市民へのアンケート調査によると、「市の魅力や誇りと感じること」1位は「交通の利便性がよく、都内に近い(63.2%)。次いで「水と緑の豊かな自然環境」(37.2%)、「良好な住環境」(31.2%)となっており、多くの市民が都心への近さや交通利便性と自然豊かな住環境を魅力だと感じていることが伺えます。

また「現在の生活環境に対する満足度」については、「満足している」「ほぼ満足している」合わせて最も満足度が高かったのは「日常の買い物の便利さ」で65.6%。次いで「バス、鉄道の利用しやすさ」(52.0%)、「通勤、通学の便利さ」(51.5%)など交通・移動の便に関する項目が続きます。(出典:『越谷市都市計画マスタープラン』2021(令和3)年3月)

その他、埼玉県内の市町村を比較対象とした際の越谷市の偏差値は以下の通り!比較に対して優位な数値が多く表出していることがわかります。

越谷の子育て支援制度

越谷市では、仕事をしながら子どもを幼稚園に通わせたいという保護者のニーズに応え、2019(平成31)年4月から独自に「こしがや『プラス保育』幼稚園事業」を行っています。これは長時間預かり保育を行う幼稚園等を「こしがや『プラス保育』幼稚園」として認定し、支援するというもので、条件を満たせば午前8時~午後6時の預かり保育料が実質無料となります。2023(令和5)年度は市内22園で実施しており、2024(令和6)年度からはさらに2園が追加される予定です。

また、子ども(中学校修了まで)の病気・ケガで医療機関に支払った医療費の一部を市が給付する「こども医療費支給制度」も、子育て世代にとってありがたい制度。埼玉県外の医療機関の場合は窓口でいったん支払って後から給付申請をすることになるが、県内の医療機関の場合は受給資格証を提示すれば窓口負担も発生しません。