「幕張新駅」周辺の最新状況をレポートします!
幕張メッセオープン直後から20年以上もの間、保留状態が続いていた「幕張新駅構想」。2013(平成25)年にイオンモール幕張新都心がオープンしたことをきっかけに、この構想が再び動き出し、いよいよ2023(令和5)年に念願の新駅が開業することになりました。 今回は今一番熱い話題である幕張新駅についてや、巨大SC・イオンモール幕張新都心とその周辺施設をレポートします。
幕張新駅構想により大きく変化を遂げる「幕張」
新駅が開設するのは、「幕張新都心拡大地区」のちょうど中心部。この拡大地区とは、海浜幕張駅周辺の「中心地区」が次々と開発されていくことを受け、後から新都心に追加編入された区域のことです。
幕張新都心の「中心地区」を補完し、さらに発展させるという位置付けの「拡大地区」ですが、「イオンモール幕張新都心」や「コストコホールセールジャパン幕張」などの魅力的な施設に加え、「カインズ幕張店」「島忠ホームズ幕張」「東京インテリア家具幕張店」など、「あったらいいな」のお店が立ち並ぶ、暮らしがもっと便利なるポテンシャルの高い地域です。
「イオンモール幕張新都心」の向かい側には、がんや認知症の早期発見・早期治療をめざし、最新機器を用いた早期診断と先端医療を行うクリニック「東京米先端医療・幕張クリニック」があります。先端医療を象徴するようなモダンな建物は、ひときわ目を引きます。
また隣には、広大な芝生広場と小高い山、滑り台やブランコなどの遊具が備わった「豊砂公園」も。海からの気持ちの良い風をうけながら、思いっきり体を動かせるとっておきの場所です。これだけの広さがあれば、休日でもゆったり遊べること間違いなしですね。
最先端の技術を駆使!
広大な芝生ひろば
スケール感が魅力「イオンモール幕張新都心」
1989(平成元)年に幕張メッセがオープンし、その直後から立ち上がった新駅構想。長らくペンディングになっていましたが、2013(平成25)年に「イオンモール幕張新都心」が豊砂地区にオープンしたことをきっかけに、再び動き出しました。
幕張新都心にはイオングループの本社があり、「イオンモール幕張新都心」はいわばお膝元のショッピングモールとして総力を結集した旗艦店です。グランドモール・ファミリーモール・ペットモール・アクティブモールの4エリアから成り、立体駐車場を含む延床面積は日本最大級を誇ります。駐車場も約7,300台収容可能で、6時間までは買い物の有無に関わらず無料で利用することが可能。煩わしい駐車券ではなく、車のナンバーで精算するシステムなので手軽かつスピーディに精算できるのも嬉しい特徴です。
東端のグランドモールから西端のアクティブモールまで、直線距離でも1km以上、徒歩で20分以上かかるスケール感で、ショッピングモールというよりも街がすっぽり入っている印象です。美しく整備された周辺道路は歩道も車道も余裕があり、子連れで歩いてもベビーカーを押してもゆったり。自転車で走るのも快適です。
大きな区画で歩きやすい!
駐車場は7300台!
幕張新駅により高まる利便性
幕張新駅はJR京葉線の「新習志野」駅から1.7km、「海浜幕張」駅から1.7kmとちょうど真ん中にできる予定です。工事はJR東日本が主体となって設計・施工を行い、イオンモール(株)や千葉県、千葉市なども費用分担をしています。
全長は210mのホームは2面2線で上下の線路の間に設置され、下り電車は1階を、上り電車は2階を使用する形。もちろんエレベーター・エスカレーターは完備で、家族連れでのお出かけも安心です。
また駅舎は南側・イオンモール幕張新都心の方向に作られる予定で、駅舎を出ると「ファミリーモール」が目の前に。ファミリーモールは全体の中央部分にあたるため、どのエリアにも非常にアクセスしやすくなります。
利便性が向上
エレベーター完備
南側に作られる幕張新駅の駅舎は、「ゆったりとした時間が流れる新しい駅」がコンセプト。明るく広々としたデザインで、幅広い世代が集まる公園のようなイメージなのだそう。 また駅舎とは別に、南の「イオンモール幕張新都心」と北の「京葉車両センター」を結ぶ、全長150mの自由通路も蘇我方面側に設置予定で、周辺住民にとっても線路を挟んだ南北の往来が便利になります。
駅南側には、路線バスやタクシーが乗り入れる広々とした「駅前広場」も整備されます。現在のところ工期の遅れもなく、2023(令和5)年春の開業に向けて着々と工事が進められている様子。京葉線内でも1990(平成2)年に開業した「八丁堀」駅「越中島」駅「潮見」駅以来の新駅となる予定で、わくわく感が止まりません。
明るく広々
着々と工事が進行中!
新駅開業に向けて、新たな駅名も募集し(現在は募集終了)、2021(令和3)年秋頃に発表予定です。「幕張」がつく駅名は、すでに京葉線の「海浜幕張」、JR総武線の「幕張」「幕張本郷」、京成線の「京成幕張」「京成幕張本郷」の5駅あるので、どんな駅名になるのか注目が集まります。
開業後は、これまで「新習志野」駅か「海浜幕張」駅まで徒歩15〜20分かかっていた「幕張新都心拡大地区」のアクセスが格段に便利になります。現在、「海浜幕張」駅から徒歩15分の「イオンモール幕張新都心」や「コストコホールセール幕張倉庫店」も、それぞれ駅から徒歩1分、徒歩5分と驚くべき近さに。特にコストコホールセールはどの店舗も駅から遠いため、ますます「幕張倉庫店」の人気が高まりそうです。
また駅前、イオンモールの右隣にはパナソニックが地域貢献のために無料で解放している「さくら広場」もあります。31,500平方メートルの広大な土地に505本のソメイヨシノを配した公園で、桜の見頃はもちろん、四季を通じて青葉や紅葉が楽しめます。
国内2番目にオープン!
505本のソメイヨシノ
地域のコミュニケーション拠点も誕生
幕張新駅から北東へ1.3kmの国道14号線沿いにも、新しいショッピングセンター「イオンタウン幕張西」がオープン予定です。日々のお買い物にプラスして、医療、健康、生活支援を中心に、人と人をつなぐ地域のコミュニケーション拠点「ウエルネスタウン MAKUHARI」がコンセプトという期待高まるショッピングセンターです。
2階建てのショッピングセンター棟と6階建ての病院棟からなり、ショッピングセンター1階にはドラッグストアやスーパー、フィットネス、コインランドリーなどの店舗が、2階には内科や歯科、鍼灸整骨院などのクリニックが軒を連ねる予定です。また総合病院である「幕張病院」も入るので、生活の全てをサポートしてもらえる心づよい施設になりそうです。
イオンタウンは数あるイオンのなかでも、近隣住民をターゲットにした地域密着型のショッピングセンター。周辺の住民たちの生活がより便利に質の良いものになる嬉しい施設です。 「イオンタウン幕張西」は新駅開業に先立って、2021(令和3)年秋にオープンを予定しています。病院やクリニックなども充実した、いざという時に頼りになる地域に根付いたショッピングセンターです。
※この記事は2021年10月に作成しました。
生活をサポート
買い物も病院も
発見ポイント!
- (1)「イオンモール幕張新都心」や「「コストコホールセール幕張倉庫店」」など人気スポットが広がる魅力的なエリア
- (2)新駅開通や「イオンタウン幕張西」のオープンでさらに人気と利便性がアップ!
- (3)余裕のある歩道や道路、遊歩道なども完備され快適な暮らし!
「幕張新駅」周辺の最新状況をレポートします!
所在地:千葉県千葉市花見川区