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一つひとつの手間が生み出すサクサク衣が魅力

とんかつ 三太

とんかつ 三太
とんかつ 三太

JR常磐線・新京成線「松戸」駅西口から徒歩約11分。坂川、六間川と二つの橋を渡り、樋野口交差点を右に曲がると、道路沿いに「とんかつ 三太」の看板が見えてくる。かわいい豚のイラストが目印だ。店舗前には、8台収容可能な専用駐車場が設けられている。

とんかつ 三太
とんかつ 三太

温かみのある店内は、カウンター8席と4人掛けのテーブル席が4卓、そして小上がり24席という構成。主に地元の家族連れ客が多いため、テーブルごとにピッチが広くとられており、周りを気にせず会話を楽しめそうな空間となっている。

とんかつ 三太
とんかつ 三太

メニューはヒレカツ、ロースカツ、クリームコロッケなどの単品主菜のほか、オムレツやロースハムといったサイドメニューもラインアップ。「ヒレカツ」は肉100グラム、「ヒレカツ1.5盛り」は150グラム、「ロースカツ」は150グラム、「ロースカツ(大)」は200グラム、「ロースカツ(小)」は130グラムといった具合に、肉の量を選ぶことができる。また、「御定食サービス」として、「ロースカツ定食」「一口カツ定食」「クリームコロッケ定食」など、メインにご飯、お新香、豆腐汁がついたメニューも用意。ただし、セットメニューは単品よりもリーズナブルな価格設定となっているため、たとえば「ロースカツ定食」の肉は110グラムと、単品メニューのものよりは多少サイズは小さめとなる。口コミでも評判の“サクサク”なトンカツをがっつり味わいたい人には単品メニューがオススメだ。

今回はそんな単品メニューで、ロースカツ、ご飯、お新香、豆腐汁をオーダーしてみた。ご飯も普通盛り、大盛り、軽めと3種類あったので、普通盛りを選んだところ、限りなく大盛りに近い量であった。

とんかつ 三太
とんかつ 三太

「カツやコロッケはただ火を通すだけでなく、じっくり美味しく揚がるように一品一品丁寧に調理する」姿勢を貫いている店主が、オーダーしたロースカツを揚げている傍らでは、食パンを手で割き続ける作業が進められていた。“サクサク衣の素”を作っているのだ。パンの繊維を潰さず、しかも繊維にそって割くのがコツだという。製粉されたパン粉で揚げたトンカツとの違いはここにある。

とんかつ 三太
とんかつ 三太

そんなサクサクトンカツを味わう際、すり鉢でゴマを擦ってソース(辛口)と混ぜるのがスタンダードだが、追加料金100円で「オリジナル半熟卵ソース」をプラスすることもできる。半熟卵に甘口ソースを卵の黄身と同じくらい入れて混ぜ、それをカツに絡めていただく。残りはご飯にかけると、ジューシーな肉の旨みと卵のまろやかさを最後まで堪能できるのだ。一方で、トンカツのサクサク感を楽しみたいと塩で食べる人も少なくないという。テーブルには辛子や醤油も置かれているので、思い思いの食べ方で三太のトンカツを味わってほしい。

※本文内のメニュー、価格等は取材時のものです。変更している場合がありますのでご了承くだい。

とんかつ 三太
所在地:千葉県松戸市樋野口608-1 
電話番号:047-361-0814
営業時間:11:30~14:00、17:00~21:00(L.O.20:30)
定休日:水曜日、第2火曜日




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