白井市文化センター
白井町町制30周年を記念に建設された「白井市文化センター」は、1994年7月にオープンした、文化会館・図書館・プラネタリウム館・郷土資料館からなる複合施設。文化の創造や鑑賞あるいは生涯学習やコミュニティー活動の場として幅広く利用できる。文化会館の大ホールの緞帳は、七色の色調で装飾され見事に彩られている。客席は1階622席と2階180席があり、舞台芸術などを楽しめる。地域コミュニティーづくりのため施設の貸し出しも行っており、会場の提供だけでなくイベントの開催方法や技術面のアドバイスも行っている。
広々した空間に本が並ぶ図書館(50万冊収容可能)はとても清潔感があり、ゆっくりと読書を楽しむことができる場所。一人で集中して読書できる閲覧席や、雑誌を気軽に読める雑誌コーナー、児童向けの本が並ぶ児童コーナーがあるなど、多彩なニーズを満たしてくれる充実ぶり。インターネットもあるので勉強や仕事がはかどりそうだ。
光学式とデジタル式を兼ね備えた投映システムで満天の星空を再現してくれるプラネタリウムは人気。最大数約9500個の星が広がる感動の世界を魅せてくれるプログラムでは、星空の生解説があるので新しい発見がありそう。さらに、家族や友人、一人だけでプラネタリウムを独占できるイベントもあり、誕生日や記念日に特別な思い出を作ることができる。
常陸と武蔵をつなぐ鎌倉道や鹿島みちなどの交通の要所だった白井市の歴史や伝統を伝える「郷土資料館」を訪れれば、白井市の歩みを知ることができる。古文書の読み方を学べる講座や、和紙を使って昔のメモ帳を作ったり黒電話や炭火アイロンなど昔の道具を体験できたりする小学生向けのイベントも開催している。さらに歴史を勉強したい人のためには図書刊行物の販売コーナーがある。
白井市文化センター
所在地:千葉県白井市復1148-8
https://www.city.shiroi.chiba.jp/soshiki..