東京メトロ日比谷線、東西線「茅場町」駅から徒歩約10分、飲食店や雑居ビルが立ち並ぶ駅前を離れ、隅田川方面へ向かうと対岸の景色が見える、緑豊かな空間に出る。もともと江戸へ運ばれてくる物資の陸上げの拠点であったという新川。当時は河岸に酒蔵が建ち並ぶ風景が見られ、その景色の良さは浮世絵の題材によく取り上げられたそうだ。

新川公園は、永代橋と月島エリアの高層マンションや東京スカイツリーが見える隅田川テラスと一体となっており、日中はジョギングや犬の散歩をする人の姿が見られたり、夜は対岸のビル群やライトアップされた永代橋や中央大橋などの夜景を楽しむ人などが訪れる、地域の憩いの場所になっている。

また、永代橋に近い場所には、花壇、ベンチなど気軽に休憩ができる小さな広場や「新川之跡」の記念碑などがある。

道沿いには桜の木が植えられており、春になると一斉に華麗な花を咲かせ、見事な桜のアーチが出現し、通り行く人々を楽しませてくれる。徒歩だももちろん、また、近場には、シェアサイクルなどもあるので、天気のいい日には自転車で川沿いを走るのも気持ちがいい。子どもを連れてのちょっとしたお散歩や日々のリフレッシュなどにもおすすめの近場のお出かけスポットとして覚えておきたい。

新川公園
所在地：東京都中央区新川1-31-1 
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