武蔵国分寺跡
奈良時代の日本は、政治的要因や疫病の流行、飢饉(ききん)などにより、社会的に不安定な状態が続いていた。聖武天皇と光明皇后は、仏の力をもって国に平安をもたらそうと詔(みことのり)を発し、当時あった60余国ごとに仏舎である「国分寺」「国分尼寺」を建てた。「国分寺市」の名は、当時の「武蔵国」の国分寺・尼寺が建てられた「武蔵国分寺跡」があることに由来する。遺跡の存在は江戸時代から知られており、大正時代には国の史蹟に指定。現在は、歴史公園として整備する計画が進められている。
武蔵国分寺跡
所在地:東京都国分寺市西元町1~4 ほか
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