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100年引き継いでいきたい、まちと人の拠り所

百才(ももとせ)

西武線「東村山」駅から徒歩約6分の場所にある「百才(ももとせ)」
西武線「東村山」駅から徒歩約6分の場所にある「百才(ももとせ)」

“縁ひらく庭”をコンセプトに掲げる、文化複合スペース。もともと空き家となっていた古民家を何とか残して活かしたいという想いが、人の輪を広げ、地域を巻き込んだ「百才プロジェクト」という形になって古民家再生の動きに帰結。そんな愛され古民家は、ものづくり、まちづくりに関わるたくさんの才(能)が集まり、「縁をひらく」場所として2019(令和元)年7月に再スタートを切った。

平屋の母屋と2階建ての離れ、庭で構成された施設
平屋の母屋と2階建ての離れ、庭で構成された施設

築60年を超える母屋にあるのは、コミュニティラウンジとカフェスタンド、和紙造形作家のにしむらあきこ氏のアトリエ、プロジェクトメンバーであり母屋全体を運営するハチコク社の編集部。また、築30年以上の離れは、「食」と「暮らし」をテーマに、暮らす人、訪れる人、働く人が交わる場として、営業許可付きのシェアキッチン「木づつみのえん」を備えている。

日々、子どもから大人まで多くの人が集まる
日々、子どもから大人まで多くの人が集まる

音楽ライブや親子料理教室などの多種多様なイベントから、地元の庭師とコラボした「百才にわ市」と題する大きなイベントも開催。イベントでは、植木販売、自家焙煎コーヒー、壺焼き芋などを楽しめる他、「ミニ箱庭づくり」や「コンポストづくり」などの子どもから大人まで楽しめる魅力的なワークショップなども行われる。このように、誰でも自由に関わることができる、ひらけた庭を目指した催しが行われるこの場所には、多くの人が集まり、つながり、たくさんの笑顔が生まれている。

雑貨の販売やワークショップを行う「モノづくりマルシェ」なども開催
雑貨の販売やワークショップを行う「モノづくりマルシェ」なども開催

「ここは老若男女問わず、みんなが集まれる場所。子どもの時からの遊び場として親しんでもらい、思い出を作ってもらえれば」と語るのは、この百才を作った工務店「大黒屋」(離れのシェアキッチンを運営)の関係者。施設の名称である百才には、「100年、100歳」という意味があり、文化を育む拠点、そしてまちの人の拠り所として世代を超えて引き継がれる空間資源であるようにとの願いが込められている。この場所に一度でも関わったなら、誰もがきっとその想いに共感できるだろう。

縁側に腰掛ければ、ゆったりとした時間の流れを感じる
縁側に腰掛ければ、ゆったりとした時間の流れを感じる

百才(ももとせ)
所在地:東京都東村山市久米川町4- 46-1 
電話番号:042-306-3350
http://momotose100.jp/
https://www.facebook.com/momotose.1oo/

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