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フレンチのフルコースで、少し贅沢な朝食を

ASAGAO

ディブレダイニング「ASAGAO」は、東京メトロ千代田線「根津」駅・2番出口から徒歩4分の距離にある。桜並木に面しているため、桜の季節には一帯が薄紅色に包まれる。ディブレダイニングの“ディブレ”とは、ディナーとブレックファーストから採った造語。原則としてディナー営業はしておらず、予約があれば1組限定だけの対応となる。

店の業態によって朝型と夜型を分けるとすれば、「ASAGAO」は朝型の典型だ。午前7時からフルコースを楽しむことができる同店。店の数だけコンセプトは存在し、その中には耳目を集めるユニークなものもある。しかし“朝からフルコースを楽しんでほしい”というコンセプトを掲げての営業は、他にないのではなかろうか。

ディブレダイニング「ASAGAO」外観
ディブレダイニング「ASAGAO」外観
贅沢フレンチのフルコース
贅沢フレンチのフルコース
1階 フレンチダイニング
1階 フレンチダイニング

出勤前のビジネスパーソンで賑わう喫茶店・カフェの光景が午前7時。それを踏まえると、ここにはどのような客がやってくるのか気になって当然だ。夜勤明けの看護師・医師をはじめ、夜明け前から働いている者も訪ねてくる。過去には1人でやってきて、フルコースとボトルでシャンパンを注文した女性客もいたそうだ。

シンプルで居心ち良い空間
シンプルで居心ち良い空間

あまりの珍しさから、どうしてもコンセプトに目を向けてしまうが、料理を味わうと、朝食ということを忘れてしまうほどに美味しい。食材を活かし、シェフの閃きによって仕上げる料理の数々は、鮮烈な奥深さを感じさせてくれるとともに爽快な後味が印象的だ。

インテリアも素敵
インテリアも素敵
ワンプレートの魚料理
ワンプレートの魚料理

コースのため、ビジネスパーソンのランチタイムには向いていないかもしれないが、心と時間に余裕があるときに訪ねれば、特別な時間の体験者となるに違いない。コースは全3種類で、それぞれ3,000円、4,000円、5,500円。スープ、サラダ、魚、肉、パン、コーヒーorハーブティーが付いたワンプレートもある。老舗パティスリー「セレネー」が運営していることもあり、同店のケーキをカフェ使いとして楽しむこともできる。

ワンプレートのスープ
ワンプレートのスープ
カウンター席
カウンター席

ASAGAO
所在地:東京都台東区池之端3-1-20 
電話番号:03-5842-1627
営業時間:7:00~15:00
定休日:月曜日(月曜が祝日の場合 翌 火曜日)
http://asagao-db.jp/




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