カッチャル バッチャル
美味しいカレーを食べたいなら一度を訪れてみるべきお店。オーナーの田村氏は、カレー通の人たちの間で知られた存在だった名店「新宿ボンベイ」のアルバイトでカレー人生をスタートさせた。インドを旅した後、八重洲の名店「ダバ インディア」で更に修業を積み、満を持して「カッチャル バッチャル」をオープンさせた。画家を目指していたこともあるという田村氏の繊細な技術で、次々に美味しい料理が作られる。
お店のこだわりは細部に宿る。「ピザと同じく生地を均等にしていく行程が難しい」というナンは、田村氏の自信作。厨房には、インド料理に欠かすことのできない窯「タンドール」があり、1枚1枚を丁寧に焼き上げる。
カレーといえばライスかナンを選ぶのが定番だが、ここ「カッチャル バッチャル」では、発酵パンで熱々のチーズを包んだ名物「チーズ・クルチャ」が大人気。ナンのモチモチ食感はもちろん、チーズのとろける食感も相まって最高の逸品に仕上がっている。ぜひ食べてみるべき一枚だ。
人気メニューの一つ「バターチキンカレー」は最高の一皿だ。「チキンを高温の窯で焼き上げます」と田村氏。そうすることで、ビックリするほどチキンが柔らかくなる。バターとカレーのマイルドな味わいと、チキンのとろける食感の組み合わせが絶妙。口の中が幸せな気分になる。
ブロックの仔羊肉からスジを取り、包丁で粗くみじん切りにして作るシークカバブも絶品。肉肉しい食感が絶妙で、添えられたミント・チャツネがアクセントになりとっても美味しい。シナモン、カルダモン、グローヴの3種のスパイスを絶妙に用いた「彩り野菜のグリル」や、青唐辛子のピクルスと骨つきチキンを煮込み、そこにタマネギとクミンシードとコリアンダーシードを炒めたものを合わせた「チキンアッチャーリーカレー」など、人気メニューは多い。
店内にはテーブル席とカウンター席がある。オープンと同時にどんどんお客が訪れ、1時間もすると大賑わい。インドワイン、ラム酒などのお酒を飲みながらアラカルト料理を楽しむ人も多く、歓送迎会などにも利用できる。人気店なので、予約して訪れるのがよさそうだ。
カッチャル バッチャル
所在地:東京都豊島区南大塚3-2-10 林ビル2F
電話番号:03-5954-5551
営業時間:17:00~23:00
定休日:日曜日