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農業体験だけじゃない!ユニークな企画が満載

三鷹オーガニック農園

約50種類の野菜を育てている農園
約50種類の野菜を育てている農園

市内でも珍しい、固定種在来種の伝統野菜を無農薬・有機栽培で育てている「三鷹オーガニック農園」。JR中央線「三鷹」駅からバスで約10分、徒歩数分いった住宅街の中にある農園だ。オーナー・金子晃氏は、漢方薬の問屋を営む家系生まれ。昔は畑で漢方薬に使う植物の他、一時期は農薬を使って野菜を栽培していたが、農薬を使い続ける中で父親が体調不良に。それをきっかけに、2009(平成21)年に現在の農園名に改名し、無農薬栽培をスタートさせた。さらに、種、水、土にこだわった安全な野菜づくりの方法を学べる学校を作りたいとカルチャースクールを開講。一年間、講習会や農業体験を通して農作業のノウハウを学べるスクールには、本格的に農業を学びたい人や趣味として農業を楽しみたい人まで、老若男女さまざまな人が参加している。

園内では可愛いヤギ3匹がお出迎え
園内では可愛いヤギ3匹がお出迎え

農園では他にも、都内では珍しい「ぶどうの学校」を開講(2022年3月まで受付予定)。専門家の指導を受けながら、土づくりの基本から収穫後のワイン造りまで、本格的なオーガニックワイン造りのノウハウを5年間かけて学ぶことができる上、当農園の自然野菜を扱ったお店「タイヒバン」のオーガニックランチが食べられたり、先のカルチャースクールへの無料参加などの特典が付く魅力的な講座内容となっている。

BBQセットのレンタルなども行っている
BBQセットのレンタルなども行っている

BBQ設備と貸切可能なオーガニックドームのある農園では、農園ウェディングが行われたりと、オープン以来さまざまな企画が実施され続けている。そのため、メディアでも取り上げられることも多々あるが、最近最も話題になったのはファッションブランド「ダブレット(doublet)」の2022年春夏コレクションのショーが行われたことだ。先々のことを見据え、空間デザイナーに頼んで畑を新たにデザインし直した所偶然飛び込んできた話だったという。

ファッションショーの会場となったぶどう棚
ファッションショーの会場となったぶどう棚

「自分が願うことって不思議と叶うんですよ」と、新たな企画の実現に向けて目下進行中だという金子氏。野菜を収穫したり、BBQを楽しめるグランピングや農園レストランなど、数年後を見据えて仕掛けたいと思うアイデアは尽きない。地域に恩返しをするため、農家を継ぐ前にいた観光業界での経験を活かし、目指したいのは地域に埋もれた観光を発掘することだという。今後の展開がますます楽しみな、これまでにない新しいスタイルの農園だ。

新鮮有機野菜の宅配販売も実施している
新鮮有機野菜の宅配販売も実施している

三鷹オーガニック農園
所在地:東京都三鷹市上連雀9-16 
電話番号:080-2001-1665
https://www.mitaka-organic-farm.com/




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