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ジェットエンジン開発の歴史も知ることのできる公園

おおぞら公園

「おおぞら公園」の様子
「おおぞら公園」の様子

自転車道、「保谷狭山自然公園自転車道線(通称、多摩湖自転車道)」沿いにある「おおぞら公園」。2008(平成20)年、IHI田無工場という航空エンジンや宇宙機器部品の工場の跡地にオープンした公園だ。「IHI田無工場(跡地)→飛行機→空」の連想で「おおぞら公園」と命名された。

 「ジェットエンジンのふる里」と銘打たれ記念碑
「ジェットエンジンのふる里」と銘打たれ記念碑

園の中央には、「ジェットエンジンのふる里」と銘打たれ記念碑が建てられており、上に乗っているのはジェットエンジンの部品である翼(ブレード)を表したもの。また、その碑の周りをレンガで作られた台座がぐるっと囲んでいるが、無工場が開設された当時から使われていたレンガだそう。

その上には、”日本のロケット開発は1955(昭和30)年に長さわずか23cmのペンシルロケットから始まった”といったような、工場の返還や航空宇宙工業の発展経緯などが書かれたプレートが貼られている。わかりやすい図も描かれているので、遊びながらそんな歴史を見ている子どもたちも、知らず知らずのうちに宇宙に興味を持ちそうだ。

ユニークな形をした遊具
ユニークな形をした遊具

公園はというと、とても解放感があり、鈴木街道側からも「多摩湖自転車道」側からも公園全体を見渡すことができる。走り回るのにも十分な広さがあり、足元は舗装された地面や石畳、草地などが幾何学的な図を描いている。ぐにゃぐにゃとカラフルな遊具はまるでアートのようだ。

ところどころにベンチもたくさん設置されているので、子どもを見守る親や散歩に訪れた高齢者にも優しい。多摩湖自転車道側には桜の木が植えられており、桜の名所としても人気だ。

おおぞら公園
所在地:東京都西東京市新町3-12 
http://www.city.nishitokyo.lg.jp/sisetu/..




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