東久留米市内を流れる、武蔵野の面影を遺した水辺の自然、黒目川。複数の源流が今も残っており、その貴重な存在のひとつが「黒目川天神社」。今もこんこんと湧き出る水がある神社は「東京の名湧水57選」にも選ばれている。かつての武蔵野の原風景を思わせる、神社に隣接するうっそうとした屋敷林や社寺林は、静かな散策路でもある。学問の神様・菅原道真を祀っていることから梅の木にも縁が深く、実はこの地の地名「久留米」は神社の神主が植樹したことにより「来る梅」であったことが、境内の石碑などに刻まれている。

黒目川天神社
所在地：東京都東久留米市柳窪4-15 
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