こどもの国
多摩丘陵の雑木林を生かして整備された自然の遊び場、「こどもの国」。外周4kmの道路に囲まれた約100ヘクタールもの広さを誇る公園だ。正面入口から歩いて3分の場所に東急こどもの国線の「こどもの国」駅があり、電車でのアクセスも便利。駐車場も同じく正面入口近くに設けられており、ここを訪れる子どもたちはみな、この正面入口を胸を躍らせてくぐり抜けていく。
園内には遊具のある広場だけでもたくさん。遊具広場「タイムトラベル」は、コンビネーション遊具をはじめ、ターザンロープや滑り台など、恐竜や動物を模した遊具がたくさ置かれている。こちらは大きい子どもたちも楽しむことができる。一方、乳幼児が楽しめるのが「すくすくアイランド」。特に、3歳未満の乳幼児用遊具はフェンスでエリア分けをされているので、赤ちゃんでも安心。つたい歩きをしたり、ぶら下がったりと、0歳児から遊べる遊具がユニークだ。
公園のほぼ中心にあるのが「おとぎの広場」。『ジャックの豆の木』や『たけとりものがたり』といった昔ばなしや、動物たちをモチーフにした遊具が点在している。そんなほのぼのとした空間から、ガラッと雰囲気が変わるのが「キュービックランド」。こちらは複数の色鮮やかな立方体が積み上げられた立体迷路で、頭も使いながら遊ぶことができる。
そのほかにも、「110mローラーすべり台」や、ぴょんぴょんと弾んで遊ぶ「モーモードーム」など、子どもたちに人気の遊具がたくさん。正面入口から入るとなかなか辿り着かないのだが、奥には「雪印こどもの国牧場」もある。乳牛や羊が飼育されており、ウサギやモルモットと触れ合うことのできる「こどもどうぶつえん」もある。ここで食べることのできるソフトクリームが公園の名物。このアイスクリームを食べに牧場まで頑張って歩く、という小さな子どもも少なくない。
もちろん、子どもを遊ばせるだけでなく、大人も楽しめる「こどもの国」。全長1.6kmのサイクリングコースを走ったり、高さ4mのヘリサイクルでのんびり空中遊泳をしたり、湖でボートに乗ったりと、子どもと一緒に楽しみたい。余裕をもって訪れるならアウトドア体験も可能。「バーベキュー場」では機材を借りて、また、食材も事前注文して気軽にバーベキューを楽しむことができる。本格的にアウトドアをしたいなら「野外炊事場」、宿泊もするなら「キャンプ場」も用意されている。とにかく遊ぶぞ!と訪れたり、ひとつ目的を決めて訪れたり、充実度120%の「こどもの国」だ。
こどもの国
所在地:神奈川県横浜市青葉区奈良町700
電話番号:045-961-2111
開園時間:9:30~16:30(7月・8月は17:00まで)※最終入園は閉園1時間前
休園日:水曜日(祝日の場合は開園)、年末年始(12/31・1/1)
https://www.kodomonokuni.org/