時代に合わせて進化を遂げ、さらに暮らしやすくなった横浜市港南区笹下四丁目
横浜市港南区笹下四丁目は、JR京浜東北・根岸線「港南台」駅の北、京急線「屛風浦」駅の西に広がる。地形的には標高25mから50mの丘陵地帯で、周辺の上大岡のビル群や屏風浦方面の眺望も楽しめるエリアだ。
明治時代から地域の中心として栄え、近年は成熟したニュータウンへ
鎌倉時代の笹下四丁目周辺には鎌倉街道の支道が通過しており、近世には金沢道と呼ばれ多くの人々が行き交っていたという。このルートは今の笹下釜利谷道路で、その重要性は変わることがない。また、エリア内にある「成就院」周辺は、戦国時代に北条氏の家臣であった間宮氏が「笹下城」を築いた場所とされており、現在も空堀跡と考えられている遺構も残っている。
明治時代には現在の笹下二丁目に郡役所や警察署、郵便局がおかれるなど、地域の中心地として栄えた。1873(明治6)年には教育施設として「笹下東樹学舎」が開設され、1877(明治10)年に「笹下小学校(現・横浜市立日下小学校)」に改められている。
農業が盛んであった笹下四丁目周辺だが、1927(昭和2)年に横浜市に編入され、その後横浜市の都市化が進行すると、このエリアでも開発が進んだ。1930(昭和5)年には徒歩圏内に「屏風ヶ浦(現・屏風浦)」駅が開業。交通の利便性が向上している。
1970(昭和45)年には「洋光台」駅が開業し、1976(昭和51)年には横浜市営地下鉄「港南中央」駅も開業。「洋光台」駅周辺のニュータウン開発が進められ、ベッドタウンとして発展を遂げた。近年は「ルネッサンス in 洋光台」や「団地の未来プロジェクト」として、福祉施設の導入や建物のリニューアルで少子高齢化時代に対応した街に進化しつつある。
JR京浜東北・根岸線と京急線の2路線を利用可能
笹下四丁目は交通アクセスの利便性にも恵まれたエリアだ。最寄りとなる「洋光台」駅からJR京浜東北・根岸線を利用でき、「関内」駅や「横浜」駅など横浜市中心部をはじめ、「品川」駅や「東京」駅など東京都心にもダイレクトにアクセスすることができる。
エリアからは京急線「屏風浦」駅も徒歩圏内となる。「屏風浦」駅に停車する電車は各駅停車のみだが、隣の「上大岡」駅では快特や特急などに乗り換えができ、東京都心や「羽田空港」方面へスムーズにアクセス可能だ。
また、笹下四丁目周辺はバス路線も多い。「長谷川団地」停留所や「日下小学校前」停留所からは「上大岡」駅方面に向かうバスがあり、京急線利用や買い物の際に利用できる。
「洋光台」駅前や「上大岡」駅前のショッピング施設が生活圏内
笹下四丁目は暮らしの場として欠かせないショッピング施設も揃う。エリア周辺にはスーパーマーケット「まいばすけっと 洋光台3丁目店」やドラッグストア「Fit Care DEPOT 笹下店」があり、日常の買い物を身近で済ませることが可能だ。
「洋光台」駅前の「イトーヨーカドー 洋光台店」や「オリンピック 洋光台店」といったショッピング施設も使いやすい。バスに乗れば、「上大岡」駅前の「京急百貨店」や「Camio」「mioka」などの大型ショッピング施設も日常使いすることができるだろう。
幼稚園、保育施設からから小・中学校まで身近に揃う
笹下四丁目周辺には「横浜女子短期大学附属幼稚園」や「洋光台保育園」「笹下南つくしんぼ保育園」など幼稚園、保育施設が多く、子育ての場としてもメリットが多い。
横浜市の中でも長い歴史を誇る「横浜市立日下小学校」や、中高一貫教育を推進する「横浜市立笹下中学校」の通学域にあたることも魅力になる。
近隣に緑豊かな公園やレジャースポットが充実
笹下四丁目周辺は公園が多いことも特徴だ。「洋光台西公園」や「洋光台北公園」など子どもの遊び場に適した公園のほか、「日野中央公園」や「久良岐公園」など大規模公園も多く気軽に緑に親しめる。少し足を延ばせば、遊園地や水族館がある「横浜・八景島シーパラダイス」、園内にバーベキュー場や「金沢動物園」がある「金沢自然公園」、釣りが楽しめる「磯子海づり施設」などファミリーで楽しめるレジャースポットが揃う。
生活利便施設が揃い、緑豊かな環境にも恵まれた横浜市港南区笹下四丁目。ここは理想的な住宅地といえそうだ。
時代に合わせて進化を遂げ、さらに暮らしやすくなった横浜市港南区笹下四丁目
所在地:神奈川県横浜市港南区