横浜市青葉区千草台は住みたい沿線として人気の東急田園都市線「藤が丘」駅の南側に広がる街だ。東急電鉄が中心になって開発された東急多摩田園都市の一角となるため、理想的に配置された生活関連施設や広くて歩きやすい歩道、大通り沿いの美しい街路樹など、住まいの場として魅力が多い。地形的には標高20mから60mの丘陵地にある。とくに千草台団地周辺は標高50m前後の高台にあり、地震時の揺れの大きさを示す地盤増幅率は0.99～1.04と低いことから、地震など災害にも比較的強い場所といえよう。

千草台エリアからは歩いて「藤が丘」駅に行くこともできるが、田園都市線利用の場合はバスに乗って急行停車駅の「青葉台」駅に向かうと便利だ。「千草台」停留所から「青葉台」駅に向かうバスは平日の朝の通勤時間帯には3～10分間隔、日中でも7～20分間隔で走っており、待ち時間も短くて済む。また、「千草台」停留所からは「藤が丘」駅や「中山」駅に向かうバスも利用できる。

「青葉台」駅から急行電車に乗れば「渋谷」駅にダイレクトアクセスできるほか、田園都市線の大部分の電車は東京メトロ半蔵門線に直通運転が行われているため、「表参道」駅や「大手町」駅にも乗り換えなしで移動できる。「長津田」駅で横浜線に乗りかえれば「新横浜」駅からの東海道新幹線利用や「横浜」駅や「桜木町」駅など横浜市中心部方面への行き来もスムーズだ。

千草台エリア周辺には国道246号や環状4号など幹線道路が通っているため、自動車の利用もしやすい。東名高速道路「横浜青葉」ICも近く、東京都心方面や静岡方面へのドライブも快適だ。現在、「横浜青葉」ICから第三京浜の「港北」ICを結ぶ横浜環状北西線の建設が進められている。横浜環状北西線は「港北」Jctで横浜環状北線とも接続することになっており、開通すれば横浜市中心部や「羽田空港」方面への移動がスムーズになるだろう。

千草台エリアは、買い物の利便性にも恵まれている。「青葉台」駅前には「青葉台東急スクエア」をはじめとしたショッピング施設が集まり、日用品だけでなく、ファッションや雑貨、家電、書籍まであらゆる買い物を楽しめる。自動車を利用すれば「ららぽーと横浜」や「IKEA港北」など大型ショッピング施設での買い物も気軽に出かけることが可能だ。

「藤が丘」駅前もショッピング施設が多い。スーパーマーケット「藤が丘東急ストア」をはじめ、ドラッグストアなど日常の買い物に便利なショッピング施設のほか、オーガニックスーパーマーケット「マザーズ 藤が丘店」などこだわりの店も揃っている。

千草台エリア周辺は、フレンチの「ブラッスリー　キャトル・フイユ」や紅茶専門のカフェ「紅茶の店 Tea Drop」などおしゃれな店や隠れ家的な名店が多いことも特徴だ。「藤が丘」駅や「青葉台」駅周辺には人気のチェーン店もあり、さまざまな食のニーズに対応してくれる。

千草台エリアは子育て施設も充実している。「藤が丘幼稚園」や「ちぐさのもり保育園」など幼稚園や保育園は徒歩圏内にあり、小児科を扱うクリニックも近い。横浜市では待機児童対策にも力を入れ、2013（平成25）年4月時点では待機児童0人を達成。2014（平成26）年4月時点でも20人と人口の多い大都市としては待機児童数が少なく、子育てしやすい街であることがうかがえる。

「千草台公園」など子どもの遊び場になる公園も多く、とくに「北八朔公園」は里山の緑がそのまま残された公園で、気軽に自然に親しむことができる。また、少し足を伸ばせばポニーに乗れる牧場やバーベキュー場がある「こどもの国」や、世界三大珍獣のひとつに数えられるオカピが見られる「ズーラシア」など、緑の中で動物に親しめるスポットもある。

計画的に街づくりが行われた多摩田園都市ならではの充実した生活関連施設と美しい街並み、豊かな緑にも恵まれた横浜市青葉区千草台エリア。ここには住まいの場として高い人気を誇るだけの暮らしやすさがある。