さらなる利便性向上も期待される、美しが丘エリアのアクセス事情
美しが丘5丁目は「あざみ野」駅と「たまプラーザ」駅の2駅が利用でき、交通アクセスの利便性も大きな魅力だ。
「あざみ野」駅と「たまプラーザ」駅に乗り入れる東急田園都市線は首都圏有数の混雑路線として知られている。そこで、東急グループの東急バスでは東急多摩田園都市から「渋谷」駅への通勤高速バスを運行していたが、さらに快適な通勤を提供するため、たまプラーザエリアから「渋谷」駅へ向かうハイグレード通勤高速バスの試験運行が行われた。
今回の試験運行はフットレスト付き3列シート、トイレを備えたバスを使用し、2019(平成31)年1月24日から3月20日まで行われた。このバスにはWifiサービスやUSB充電機能もあり、ビジネス雑誌、水、毛布なども用意されている至れり尽くせりのサービス。今回は試験運行だが、本格運行が始まればゆったりとした通勤が実現するだろう。
また、「たまプラーザ」駅は成田、羽田空港や東京ディズニーランド、御殿場プレミアム・アウトレットなどへ直通で運行するバスの発着地でもあり、観光や旅行にも非常に便利な場所だ。
美しが丘5丁目周辺では横浜市営地下鉄ブルーラインの延伸計画も動き出している。横浜市営地下鉄ブルーラインは「あざみ野」駅が終点となっているが、これを「新百合ヶ丘」駅まで延伸する計画で、横浜市青葉区内に2駅、川崎市麻生区内に2駅の新駅が設けられる。横浜市青葉区内の新駅はすすき野付近、「あざみ野」駅とすすき野の中間地点付近が想定されている。
延伸区間が開通すれば、美しが丘5丁目から「新百合ヶ丘」駅方面へのアクセス、小田急小田原線や小田急多摩線の利用が便利になり、さらに住みやすい街になりそうだ。