今日は家にいるにはもったいないほどの晴天、おまけに、長い冬が明けて季節はそろそろ春。窓から差し込む暖かい陽気が肌に気持ちいい。

自宅の西横浜からみなとみらいまでは、自転車で巡るのにちょうど良いエリアだと知人が話していたのを思い出す。提案してみると、夫も「いいね」、と賛同してくれる。

朝食をとって支度をしたら、さっそくサイクリングに出発。まずは、桜の名所としても知られる「掃部山公園」に向かう。

ほどなくして到着した公園は、期待通り桜の季節。園内には和風庭園や能楽堂などがあって、のんびりと散策を楽しめる雰囲気だ。高台からみなとみらいを見下ろす景色もとっても心地よい。

すっかり満たされた気分だけど、サイクリングのお楽しみはまだまだこれから。こんどは今眺めているみなとみらいエリアへ行ってみよう！

みなとみらいに着いて、まず向かったのは「横浜美術館」。お目当ての企画展をじっくりと鑑賞する。

通勤の時に電車の広告を見て気になっていたこの展覧会、なかなか来るきっかけがつかめなかったけど、自宅から自転車で、こんなにすぐこれてしまう近さだったなんて。

今度からは美術館のイベントも、こまめにチェックしてみよう。

美術館にあるレストラン、「ブラッスリー・ティーズ・ミュゼ」でランチをしながら一休み。

結婚式もできるというこのお店、お食事がおいしいのはもちろん、店内の雰囲気もとてもおしゃれ。

次に向かったのは、「横浜美術館」から海沿いに進んだところにある「臨港パーク」。自転車を止めて、園内をゆっくりと散歩してみる。

横浜港に面した緑地に多数のオブジェやアーチ橋が並んで、とってもアートな雰囲気が漂っている。

開放的な空間にアートがある風景も、またみなとみらいらしい魅力だ。

再び自転車にまたがって、街並みを楽しみながらみなとみらいの街をサイクリング。

誰もがきっと一度は目にしたことがある、ヨットの帆の形が印象的な建物は「パシフィコ横浜」のホテル棟。

「国際橋」を渡りながら見上げるこの「よこはまコスモワールド」の大観覧車も、みなとみらいのシンボル的存在だ。

橋を渡って”みなとみらい21新港地区”に入ったら見えてくるのは「横浜ワールドポーターズ」。ショップやレストラン、映画館も入っていて、ここも丸1日過ごせそうなスポットだ。

“みなとみらい21新港地区”の東の端に位置するのが、次の目的地、「赤レンガ倉庫」。名前の通り赤いレンガの建物が並び、異国情緒漂うみなとみらいの人気スポットだ。屋内がショップやイベントスペースになっていて、雰囲気と一緒にショッピングや展示の鑑賞までで楽しめてしまうのも、人気の理由かも。

休日のみ現れるという、かわいいワゴンのショップ”レゴン”も外せない。夫と2人、レゴンで買った「横濱馬車道あいす」を並んで食べて、お腹も満足。

広場ではちょうどイベントが開催されていて、あたりに響きわたる音楽がみなとみらいで過ごす一日を、また一段と盛り上げてくれる。

そろそろ夕方に近づいてきた。再び「みなとみらい」駅方面に戻って、駅周辺のモールで少しショッピングをして帰ることに。
「みなとみらい」駅からは「クイーンズスクエア」、「ランドマークプラザ」と連なっていて、色々な専門店がまとめて巡れるのが嬉しい。どちらもおしゃれで人気のショッピングスポットだ。

ショッピングがひと段落したところで、モールを出てすぐのところにある「日本丸メモリアルパーク」の広場で一休み。

パークに係留されている日本丸の堂々とした姿や、徐々に日が暮れライトアップされていく街の様子も、ただ眺めているだけでとっても満ち足りた気持ちにさせてくれる。

西横浜に戻ってきたら、自宅近くの行きつけのお店、「ピッツェリア スペリアーモ！」でディナー。

充実した今日一日のサイクリングを振り返る。夫とそれぞれが撮った写真を見せ合うと、また新たなみなとみらいの街の表情が見えるようで面白い。

今日一日では巡りきれなかったスポットもまだまだたくさん。2人で次のサイクリング計画を相談しながら、次の週末への期待が膨らむ。