横浜市西区は横浜市のほぼ中央に広がり、「横浜」駅やみなとみらいなど横浜市の中心地として機能するエリアを含む。花咲町五丁目は「桜木町」駅の北西に位置し、JR京浜東北・根岸線を挟んでみなとみらいと接するほか、「横浜」駅も徒歩圏内で、交通アクセスや買い物の利便性に恵まれたエリアだ。

古くから交通の要衝として発展

花咲町五丁目周辺は、幕末の開港により大きく発展した横浜港の入口にあたり、海と陸をつなぐ交通の要衝として大きな発展を遂げた。

1872（明治5）年に日本初の鉄道が開通すると、エリア付近に「横浜」駅が設けられ、交通の要衝としての役割はさらに強まる。

1915（大正4）年には「横浜」駅が現在の横浜市営地下鉄「高島町」駅付近に移設され、港寄りには貨物駅の「高島」駅も置かれるなど、花咲町五丁目周辺は交通の中心地という機能を果たし続ける。「横浜」駅は1928（昭和3）年に現在地に移転されたが、花咲町五丁目周辺は横浜市中心部に近いことからオフィスや住宅地になった。

みなとみらいの誕生で利便性が向上

花咲町五丁目の海側では1980年代から大規模な土地区画整理事業が行われた。これが現在のみなとみらいエリアだ。1990年代以降「横浜ランドマークタワー」や「クイーンズスクエア横浜」など多くの施設が誕生、ショッピングやレジャーの街としても注目を集めている。

みなとみらいエリアでは、住民が快適に暮らせる生活環境を保つためエリア内の居住人口を1万人に制限している。花咲町五丁目はみなとみらいの利便性を身近で享受できる貴重なエリアだ。

みなとみらいエリアでは、着々と開発が進んでおり、2019（平成31）年4月には「資生堂グローバルイノベーションセンター」がオープン。「パシフィコ横浜ノース」や「ぴあアリーナMM」も2020（令和2）年4月にオープンする予定だ。

徒歩圏内で4駅利用可能

花咲町五丁目は交通アクセスの利便性も高い。エリアの南東にある「桜木町」駅からはJR京浜東北・根岸線と横浜市営地下鉄ブルーラインを利用でき、JR京浜東北・根岸線に乗れば「品川」駅や「東京」駅までダイレクトアクセス可能だ。

エリアの北には「高島町」駅もあり、東海道新幹線接続の「新横浜」駅方面に向かう場合は、「高島町」駅から横浜市営地下鉄ブルーラインを利用が便利だ。さらに、エリアから東に歩けば、みなとみらい線の「みなとみらい」駅となる。みなとみらい線は東急東横線と直通運転が行われており、「渋谷」駅方面には「みなとみらい」駅を使うとよい。多くの路線が集まる「横浜」駅も徒歩圏で、JR東海道線やJR横須賀線、京急線、相鉄線などの利用も便利だ。

みなとみらいや「横浜」駅周辺のショッピング施設が身近

花咲町五丁目は買い物の利便性も魅力だ。みなとみらいエリアの「MARK IS みなとみらい」「ランドマークプラザ」「クイーンズスクエア横浜」といったショッピング施設が日常的に利用できる距離にあるほか、「横浜赤レンガ倉庫」「MARINE & WALK YOKOHAMA（マリン アンド ウォーク ヨコハマ） 」などの人気ショッピング施設も使いやすい。

「横浜」駅周辺の「そごう 横浜店」や「横浜タカシマヤ」など百貨店も徒歩圏内で、多彩な買い物ニーズを満たすことができる。

有名グルメガイドで星を獲得した「天ぷら ふく西」などグルメの名店が多いことも特徴だ。おしゃれなレストランやカフェも充実しており、お気に入りの店を探すことも楽しみになる。

桜の名所として名高い「掃部山公園」に隣接

花咲町五丁目は緑に親しめるスポットも近い。エリアの西側の高台に広がる「掃部山公園」はみなとみらいの眺望を楽しめるほか、桜の名所としても知られている。「掃部山公園」からさらに南西に向かえば入場料無料で楽しめる「野毛山動物園」もある。

みなとみらい地区には近年誕生した「高島中央公園」や海辺に広がる「臨港パーク」が広がる。少し足をのばせば、横浜を代表するスポット「山下公園」も使いやすい。

横浜市中心部に隣接する横浜市西区花咲町五丁目。ここでは横浜の魅力を満喫しながらの暮らしが心地よい。