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徳川家康の命によりつくられた県内最古の人工用水のひとつ

二ヶ領用水久地円筒分水

二ヶ領用水久地円筒分水
二ヶ領用水久地円筒分水

二ヶ領用水は、徳川家康の命で1597(慶長2)年から約14年の歳月をかけて完成させた人工用水。多摩川の上河原堰と宿河原堰から取水して久地分量樋に集めてから、4つの堀に分水していたが、正確な分水ができず、水量をめぐる争いが絶えずにいた。

二ヶ領用水久地円筒分水
二ヶ領用水久地円筒分水

そこで1941(昭和16)年、久地分量樋のやや下流に「二ヶ領用水久地円筒分水」を建造。見事、均等化に成功した技術は、戦後に視察したGHQの農業土木技師がアメリカに紹介したという話も残されている。現在は国の登録有形文化財として、本流の二ヶ領用水とともに川崎市建設局によって管理・保存されている。

二ヶ領用水久地円筒分水
所在地:神奈川県川崎市高津区久地1-34 
https://www.city.kawasaki.jp/880/page/00..




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