江戸時代、東海道の宿場町として栄えた歴史を持つ戸塚エリア。1939（昭和14）年、横浜市の一部となり戸塚区が誕生した。水や緑の豊かな自然にも恵まれた環境の中、市内の拠点都市の一つとして発展した。近年は再開発が進み、ショッピング施設や公共施設が充実し、便利な生活環境が整う。

吉田町は、「戸塚」駅のすぐ東を南北に流れる「柏尾川」の東側に広がり、「舞岡ふるさとの森」など豊かな自然環境も身近なエリアだ。

都心や湘南へも行きやすい、アクセスの起点「戸塚」駅

「戸塚」駅は、東海道線、湘南新宿ライン、横須賀線のJR線と、横浜市営地下鉄ブルーラインが乗り入れるターミナル駅だ。JR東海道線で「横浜」駅へ直通9分、「品川」駅へは直通26分、「東京」駅へは直通35分とダイレクトにつながる。JR湘南新宿ラインを利用すれば、「新宿」駅にも直通40分の好アクセスが実現する。また、「藤沢」駅や「鎌倉」駅など湘南エリアでのレジャーも身近となる。

さらに、「戸塚」駅からは、「羽田空港」と「成田空港」へもアクセスしやすく、成田空港第一ターミナルへのリムジンバスも運行している。「東京」駅や「新宿」駅からの深夜バスも出ているため、夜遅くの帰宅時も安心だ。

他にも、「戸塚」駅東口のバスターミナルからは鎌倉、逗子、江ノ島などに気軽に行ける。エリアの西側には旧東海道の名残である国道1号、東側には横浜横須賀道路「別所」ICと「日野」ICがあり、マイカーでの移動も便利だ。

複数の商業施設が揃う、充実した買い物環境

「戸塚」駅周辺には、長年の再開発によって整った大型商業施設が並ぶ。駅西口直結の「トツカーナモール」はファッション用品やライフスタイルグッズが揃う「東急プラザ」に加え、グルメ店から、薬局、カルチャーセンターなど160の店舗が集まる。また、東口にある「戸塚モディ」は、グルメ店、ファッション、書店、クリニック、スポーツジムなど幅広いジャンルの施設が揃っている。

他にも、「サクラス戸塚」、「戸塚パルソ」などもあり、日常の生活に彩りをあたえてくれるだろう。駅とバスターミナル、商業施設はペデストリアンデッキでつながっているため、行き来もスムーズだ。

安心感と便利さの揃う、公共・医療環境

「トツカーナモール」からも直結している「横浜市 戸塚区役所」は、「戸塚区窓口なう！」というサイトから、区役所の混雑情報を確認でき、お呼び出しメールを使って、番号が近づいたときに連絡をもらうことも可能だ。3階には一時託児の「とつかの子育て応援ルームとことこ」が設置されており、子ども連れでの来所にも安心できる環境が整う。

他にも区役所内には総合文化施設「戸塚区民文化センター さくらプラザ」があり、約450席のホールではコンサート、ダンス、演劇などが開催される。近隣の学校の発表会から、ためになるマネー講座、展示会など幅広く開催されている。

周辺には、「戸塚共立第1病院」、「戸塚共立第2病院」などの医療機関の他、さまざまなクリニックも揃い、いざというときも安心の環境だ。

多彩な経験を叶えられる子育て環境

吉田町の通学区となる「横浜市立東戸塚小学校」は、横浜市で最も校庭が広く、神奈川県でも2番目に校庭が広い小学校だ。PTAの活動も活発で、付属機関「東戸塚小オヤジの会」では、さまざまな催しが企画されている。進学先となる「横浜市立舞岡中学校」は文化部、運動部共に好成績を収めており、科学部は、過去に環境大臣賞を受賞したこともある。勉学だけでなく、様々な活動を経験できる環境だ。

周辺には「戸塚ルーテル教会附属幼稚園」、「幼保連携型認定こども園 YMCAとつか保育園」、「グローバルキッズ戸塚吉田町保育園」などの幼稚園・保育園も充実している。

昔ながらの田園風景を残す、豊かな自然環境

吉田町の南東にある「舞岡公園」は、約30ヘクタールもの広大な敷地に、茅葺き屋根の古民家や納屋、田園や雑木林、池などがある自然公園だ。地域住民がボランティア活動を通して、子どもたちへの様々な体験を提供してくれる。また、2022（令和4）年11月には、吉田町エリアにまたがる「舞岡八幡山しぜん公園」の一部を公開。公園は現在も整備中で、2026（令和8）年度の事業完了予定後には、遊具や草地広場、多目的広場に加え、スケートボード広場など、時代にあった多様な設備が整えられる見込みだ。

成熟した再開発による利便性と、さらなる進化が見込まれる戸塚エリア。自然環境や子育て環境も整い、暮らしやすい環境が広がっている。

再開発による駅前の利便性と、豊かな自然環境を享受する戸塚区吉田町
所在地：神奈川県横浜市戸塚区